でも、これがアートなの? 新装版: 芸術理論入門

著者 : シンシア・フリーランド 藤原えりみ

• ブリュッケ (2012年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[cさんの感想 · 2020年4月26日]

芸術って訳わからんし難しいしなんかセンスとか知識とか必要で縁遠い、と思っているひと向け。なぜ芸術が「訳わからん」くなっているのか、そしてこれまで芸術がどのように受け取られ捉えられてきたか、ということがわかりやすく解説されている。本書で興味を持った術語をキーワードにしてより専門的な本に進む良い足がかりになる。

[suzumechan20さんの感想 · 2020年2月3日]

現代アートについての本は、何も知らない人向けの手引書と、熟知した先端の人向けの理論書はいろいろとあるのだけれど、一番重要な、その間のレベルのことを勉強したい人向けの本って、日本では驚くほど少ないなって感じてました。そんな中で出会ったのがこの本。いろいろ勉強させてもらいました。

[haru2012さんの感想 · 2018年10月13日]

芸術と見なせるもの、芸術でないもの。様々な部族の文化。市場価値。ジェンダー。理解するための理論。

表紙の豚の剥製の絵を見て現代アートに関する本かと思いましたが、時代的にも地域的にも広く概観し、芸術の全体像を示そうとするものでした。

[cさんの感想 · 2016年3月7日]

借り物