- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434171116
作品紹介・あらすじ
マフィアも刺客もものともせずに、お城で淑女生活を続ける少女ルゼ。優しく可愛く愛想を振りまき、着々と手駒を増やしているけれど、裏では相変わらずの破天荒!竜を駆り、魔物をイジり、傲慢貴族をやり込める!?そんな優雅で黒い日常の中、実はルゼの、そしてサディスト王子ことギルネストの運命の輪は少しずつ回り始めていて——。大人気の新感覚ファンタジー、待望の第4巻!
感想・レビュー・書評
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大きな事件は起こらないし、根底に一本の流れがあるわけではないので、つながりのない出来事が続くが、まあ詰まらないわけではない。ルゼの女の気なしで変人ぽい言動やまわりの人間のわちゃわちゃした動きで物語は進んでいく。最後に聖女が現れて、ルゼがいろいろやらかしそうではある。
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貴族令嬢として友人達に囲まれて、ゆったりと暮らすルゼ。
そんな中、ギルは北の雪蜥蜴征伐は駆り出されることに。
ギル不在の最中、ルゼの元にノイリ出産の連絡が。
グラ姫、セルと共に地下へノイリに逢いに行く一行。
ノイリの赤ちゃんに逢えてやれやれと帰宅したルゼの元に、南で聖女らしき少女が見つかったという知らせが。
貪欲な貴族の手に落ちる前に彼女を保護したいルゼだが、頼みのギルはまだ北の地。
グラ姫とルゼは覚悟を決めて、王の元へ説得に赴く。
次から次へとバタバタと移動して、いろいろなことが山盛り。
ずっと令嬢でそこそこ大人しくしていたルゼだったけど、いよいよルゼが男前に戻る!
次巻が楽しみー。
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2015-12-20
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令嬢として貴族の間を飛び回っているルゼ。休暇旅行や地下への見舞など、今回はインターバルぽかった。ラントちゃん男前だなあ……今回はラブコメはなしでした。ルゼはまだ13歳とのことなので、必要ないと思います。もてもてルゼでよし!
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面白くて読んでいて笑いが込み上げてきた。
ラントちゃんが現実にいたら凄い良いのにと思う。後半、ギルネストが不在の中ルゼが騎士に戻ったり、面白くなってきた。 -
前半から中盤に掛けては大きな事件も起こらず、番外編のような雰囲気で話が進みます。
後半は突然の聖女の出現で、それ迄おとなしくしていたルゼが今度は女騎士として再び動き出します。
北に出張中のギルと離れているルゼですが、2人の再会が楽しみです♪ -
前半はお城での優雅で黒い日常。後半、 ギルは雪蜥蜴退治騒動、ルゼは出産したノイリへの訪問と、ルゼが女性騎士になるため騎士団の面々を叩きのめしたり、新展開も期待させられて、ワクワクでした。今後の騎士姿のルゼが楽しみです。