- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434173707
作品紹介・あらすじ
始業式の朝、平田加奈子は自分が何度も「高校二年生」を繰り返していることに気付いた。そして、過去の自分の日記を見て全ての記憶を思い出す。このループがイケメン達を虜にする逆ハーレム女——姫川愛華の仕業だということに。今まで傍観者に徹していた加奈子だったけれど、憧れの先輩・四宮樹里のためにもループを終わらせ、穏やかな学園生活を取り戻そうと決意!姫川をこっそり観察しつつループの謎を追うけれど、チャラい生徒会会計や紳士な監査、俺様生徒会長を筆頭に、学園中のイケメン達に目を付けられて——!?アルファポリス「第5回恋愛小説大賞」読者賞受賞!ネットで大絶賛の新感覚乙女ゲーム風学園ファンタジー、待望の書籍化!
感想・レビュー・書評
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設定的には凄く面白いと思った。
表紙が表紙なだけにかなり恋愛要素が強いのかなと思っていたけれど、この回ではほとんどなかった。その分、裏で動き回るみたいなのが多くて思っていた以上に楽しんで読めた。
想像すると悲しくなる場面も多くてこれからどうなるのか次作が気になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新感覚ラブコメ。ウェヴで公開されていた時から好きだったので、書籍化して嬉しいです。
私は三宮くんがお気に入りです。 -
世界が同じ一年間を繰り返している、と気付いた少女が元凶である逆ハー女と影から闘うお話。初年度となる一巻は、完全敗北です。逆ハー女の起こしたミスが唯一の救い。この年が合ってこそ次巻での恋愛要素が生きるのかな、と。
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ゲームをしない私は、正直言ってあんまり期待せずに読みました。あらすじがちょっと気になったので手に取ったわけです。
でも、大満足でした。面白かった!!
恋愛ものの小説かは紙一重ですが、今後恋愛に傾倒していくのかな?
敵?にどう立ち向かっていくのでしょうか。
今後も楽しみです。 -
高校2年生を繰り返している事に気づいた平田加奈子が、乙女ゲーのヒロインのように自分勝手に学園を崩壊させようとする姫川愛華に抵抗を決意していく話。
出だしは面白い、この続きには中だるみあり。 -
ネット書籍化作品。ネットの方は他の作品は読んでいたのですが、こちらの作品は読んでいませんでした。
乙女ゲー風であり夢小説で流行していた傍観ジャンル(逆ハ主を傍観する主)風なお話。しっかりした語り口と設定の確かさでぐいぐい引き込まれるし、面白いです。ただ、どこか読みづらいというか、わかりづらい面がありました。どうやらネットで発表した時と多少変化があるようですが、前はどうだったのかなあ。
表紙、挿絵の絵柄が華やかでよかったです。中身はどちらかといえば、恋愛というよりも攻略というか、パズル的な面があるので、そういえばこの人たち美形なんだよな、と思い出させてくれるなあ -
加奈子ちゃんが可愛い!
ただ、ネットの時と結構変わった気がして、これを初めて読んだ人には読みにくいのかな。 -
人物紹介がカラーだった
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女性向け恋愛シミュレーションゲーム(乙女ゲーム)のシステムを持たされた学校を舞台としたお話。
主人公はヒロインによって遊ばれループしている世界を打破しようと足掻いていきます。