- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434176869
作品紹介・あらすじ
新たな聖女が現れた!?聖騎士団も結成!並み居る騎士をぶちのめし、実力をもって女騎士となった少女ルゼ。一人先に竜に乗り、聖女のもとへ向かったものの、既に彼女は何者かに狙われていて——?ルゼは獅子奮迅の大活躍、だけど他の騎士達はどうにもこうにも頼りない。これではいけない。聖女様を守るべく、私が彼らを鍛えねば!王子様との恋っぽい何かもついに進展!?大人気の新感覚ファンタジー、待望の第5巻!
感想・レビュー・書評
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2015-12-20
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あまり動きのなかった前巻と打って変わって、晴れて正式に騎士となったルゼが胸のすくような大活躍。
やっかみも恋愛感情も力でねじ伏せるルゼ最高!
でも、正式に騎士になっちゃったから、もう詐騎士ではないし、いつ女とばれるかハラハラすることもないのが少し残念。
聖女や侍女や聖騎士など新たに登場人物も増えて、人間関係も複雑になる一方。
陰謀の黒幕もわかりかけてきたということで、まだまだルゼの活躍が期待できそう。 -
ルゼは髪を切り男装して騎士に…。ノリノリの展開で面白さアップ。新しい聖女エリネ登場で、ルゼは1巻の時みたいに遠慮なく戦闘シーンに参加して楽しかった。
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う、うーん、色々悩んで試行錯誤して書き直されたのだろう作者様には申し訳ないのですが、冒頭から聖女発覚までの下りはエリネ視点のほうが面白かったんじゃないかなあ。巻をまたいでるから違和感も少ないだろうし、そのほうがエリネの不安や可憐さ、わけのわからない状況からのカタルシス、ルゼの凛々しさも映えたと思う。書籍版はルゼ視点で統一してるとはいえ、元々はエリネが主人公の話だったそうですしね。
あと襲撃での瞬殺シーンは馬車内での会話のフォローが必要だったと思う。ルゼは自分にも嘘を吐くから、他者視点のほうが悔恨(というか後味の悪さ)を感じてるのが伝わりやすい。
ブログ連載で最初はエリネ視点で等身大の少女を描き、第三者視点で立派に聖女として成長したエリネを描くという構図が好きだったのでちょっと残念でした。
他は後々存在感の出てくるハワーズやウィシュニアの出番が増えてホクホク。ティタンのフラグも何気に増量してますね。あとカリンのあのシーンはやっぱり格好いい(笑) ゼクセンと並んで一番成長したキャラだなあ。