- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434181689
作品紹介・あらすじ
累計40万部を突破した『虹色ほたる』の川口雅幸が贈る、夏の感動ファンタジー! グラデーションブルーの海の近く、白砂小学校六年二組に転入したばかりの遼哉。問題児ばかりという六年二組に内心ビビってはいたけど、隣の席の美少女・晴香の助けもあって、少しずつクラスに溶けこみはじめていた。ところがある日を境に、遼哉のまわりで不思議なことが起こりはじめる。頻繁に目撃されるUFOらしき光、浜辺で拾った奇妙なガレキ、突如赴任してきた謎のさわやかポロシャツ先生カイドー、海岸沿いの廃れたドライブインに住む怪しげな爺さん“ジョーカー”、そして晴香の抱えた秘密……不思議で切ない、遼哉の運命のひと夏が、いま静かに動きはじめる——
感想・レビュー・書評
-
生徒の熱いリクエストで購入。初恋と友情と不思議が程よく混じった感じは、小学高学年~中学生くらいにはいいかもしれません。大人の読み手としては、いささか謎ときのほころびが気になりました。ちょっと盛り込み過ぎかな・・・。川口さんのほかの作品も読んでみます。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<A Summer with UFO>
イラスト/丸山薫
Design Work / ansyyqdesign -
主人公のりょうやという男の子が、女の子のびょうきをだんだんよくしていくお話です。ぜひ、よんでみてください。
-
ヒロインの設定がギャルゲーのようだ。
主人公の言動も何だかそれっぽい。
そしてオカルトな現象が起こるが、
それも何だかラノベっぽい展開。
昔と違って今はオタク文化が普及しているし、
小学生もこういうノリなのかなあ・・・
ゲームをしながら冷たい麦茶を飲み干したり、
友達と自転車走らせてプールに行ったり、
そういう子どもらしいことはしないのか・・・
などとジェネレーションギャップを感じたが、
徐々に物語の世界に引き込まれ、
あるキャラクターの意外な正体に驚き、
最後の展開では通勤中の電車の中で涙ぐんだ。
色々なオカルトな要素を組み合わせて、
こういう話を組み立てた作者の手腕に脱帽。 -
小学生最後の一夏の甘酸っぱい恋物語。
-
川口雅幸さんらしい一冊だった。
ピンチのあとにステキな奇跡がおこる。
小学校高学年から。