異世界でカフェを開店しました。 (2) (レジーナブックス)
- アルファポリス (2013年9月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434183546
作品紹介・あらすじ
異世界に地球のおいしい料理を広めるべく、カフェを開店した元OLのリサ。多忙な彼女のもとに、ある日「国立学院の料理科設立に協力してほしい」という依頼が舞い込んできた。でも、今はカフェの仕事だけで手一杯。受けるべきか悩んでいたら、次に舞い込んできたのは、なんと王太子との縁談話! 突然悩み事が増えてしまい、眠れない日々を送るリサ。そんな彼女を、イケメン店員のジークが心配していて……。地球の食文化を異世界に発信する大人気クッキング・ファンタジー、待望の第二巻!
感想・レビュー・書評
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あまり料理が美味しくない異世界でリサ(黒川理沙)が開いたカフェ・おむすびだが、和食もスイーツも人気で、非常に忙しい。エドガー王子との縁談やら何やら、リサも疲れで倒れたりする。結局、新しい店員を雇うことになり、さらにリサとジークの仲が進展し、物語はどんどん展開していく。リサ監修で王立学院に料理課が設立されることになり、ここに通うことになったルトヴィアスの視点の話もあって、なかなか読ませる。料理は、人に幸せを与え、人々の心も結びつけるということがよく伝わって来るよ。
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今回は異世界でカフェを営んでいるリサ・クロード(黒川理沙)のロマンスに主眼を置いた話。
カフェの人手不足とか、エドガー殿下との縁談とか、色々悩みどころと解決までの話。
『ある少年の奮励』ルトヴィアス君の番外編。 -
突然ごはんのマズイ異世界にトリップした元OLのリサが、その世界の食文化を発展させるべく、カフェを開店して、日本でなじみのあったごはんやスイーツを提供して評判となり、多忙な日々を過ごす。
リサのスイーツに惚れ込み、騎士をやめてカフェで働くジークと、営業妨害騒ぎの反省からカフェで働き始めたヘレナだけではカフェが回らなくなってくる。
国立学院の料理科設立に協力してほしいと依頼がきたり、王太子との縁談話が持ち上がったり、リサが倒れたり、リサとジークの関係性が大きく動いたり、カフェに新しい従業員が増えたり、終始ばたばたしてたけど、相変わらずツッコミどころもいっぱいだけど、深く考えず気軽に楽しめたのでよかった。
ジークの変わりようがすごい。
本編外の話が、1巻の本編外で出てきた少年少女が、ついに完成した国立学院料理科に入ってきてがんばっているお話。子どもたちの友情が眩しい。 -
ここに来て急展開
すらすら読めていい感じ -
なかなかの急展開だなあ。一気に話が進んでいく。
茶碗蒸し作ってたけど、みりんとかも、もう自作できるようになってるってことかな。技術力すごいね…。 -
ジークといえばジオンを最初に想像するけど、こちらのジークくんは逆襲もしなけりゃ野望も持ってないよ!(笑)クールなジークくんですがリサと二人の時は甘い!クゥーッと川平氏真似して言いたくなるぐらい甘い。いいですいいです(*´ 艸`) 料理科開設が小編に。これは次巻への布石になるのか?だって2巻本編時で解説まで3年ほどって言ってなかった?2年だったか?1期生のルトくん、子供らしい悔しさがほんと手に取るようにわかって可愛いです。新たな親友もゲットかな。
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1は大変面白く読んだのだけれど、2は少し期待はずれだったかも。3を読もうかどうしようか悩み中。多分個人的に食べ物の描写や料理を作るお話が好きなんだなあと実感。2はその点で物足りなかったのかな。
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面白かったわー.
今回は少々のラブストーリーとかを含みつつ
順調に食文化的侵略を進めるリサちゃん.
味噌や醤油,酢も完成しているようですね.
料理科も始まったみたいだし.
この世界でリサを超える料理人の誕生もそんなに遠くない?