左遷も悪くない

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 120
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434186158

感想・レビュー・書評

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  • 立ち読みした本。
    ラノベだから厚さの割に読みやすい。あっさりアサリ汁系。

    バリバリのやり手の軍人・ウリセス=アロ。
    不器用で煙たがられていたため
    戦争が終わるや否や田舎に左遷。
    "結婚は誰としても同じ"だと思っていたため…縁談が持ち上がり顔も見た事のない女性と結婚。
    しかしこの女性レーアと結婚してから
    自分の中で何かが少しづつ変わっていく。
    少々頼りなげだけどウリセスに寄りそい尽くしてくれるレーアや
    レーアの兄弟と接するうちに日常の幸せってものが判ってくる。

    ファンタジーって書いてあるけどファンタジーでなく
    ほのぼの日常系。

    俺って結婚して良かった。(・ω<) テヘペロみたいな話(笑)

  • 軍人としてはかなり優秀。だが融通が利かず、上層部に疎まれて辺境地方へと左遷された鬼軍人がこの度、嫁をもらった。健気で献身的な新妻と個性豊かな彼女の兄弟たちと接するうちに寡黙で無骨な鬼軍人は家族の愛を知って変わっていく。

    堅物で無愛想、命を懸けるのは軍での訓練及び指導のみという無骨な鬼軍人が新妻とその家族に癒されて変わっていく話。王道な展開だったけどなかなか面白かった。ウリセスはレーアを嫁にもらって良かったね。あと個性豊かな兄弟たちがいて良かったネ(笑)彼らがいなければ話にメリハリは出ないだろうからww堅物なウリセスがだんだんレーアにメロメロになっていく所が良かった。もっとメロメロになったらいいと思うよ(笑)

  • 地方に左遷された鬼軍人ウリセス。その地でレーアとの縁談が舞い込む。不器用ですれ違いながらも距離を縮めていく二人。それは厳しく己を律してきたウリセスに、味わったことのない癒しを与えてくれるのだった。

    ふたりの平凡な新婚生活を、退屈にならない一歩手前でおだやかに描いています。波乱万丈ではないのですが、しみじみといいお話だなぁと思う物語でした。
    ウリセスはレーアに今以上にめろめろになってしまえばいいと思います。

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著者プロフィール

佐賀県在住。2008年頃からWeb上で小説を公開し始める。2013年に「左遷も悪くない」で出版デビュー。

「2017年 『左遷も悪くない5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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