- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434189678
作品紹介・あらすじ
「第6回アルファポリスファンタジー小説大賞」大賞受賞作、ついに刊行!
貴族の嫡男として、ファンタジー世界に生まれ落ちた少年バルド。なんとその身体には、バルドとしての自我に加え、転生した戦国武将・岡左内と、オタク高校生・岡雅晴の魂が入り込んでいた。三つの魂はひとつとなり、バトルや領地経営で人並み外れたチート能力を発揮していく。そんなある日、雅晴の持つ現代日本の知識で運営する農場が敵国の刺客に襲撃されてしまった。バルドはこのピンチを切り抜けられるのか――!?
感想・レビュー・書評
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父親が辺境の領主、母親が伝説の傭兵だったという、最強の両親を持つバルド。バルド自身も、転生前の戦国時代の武将と現代技術を網羅していたオタク高校生の魂を持っていた。バルドは母親のマゴットに血反吐を吐くまで鍛えられ、オタク知識を生かして領国を富まそうとする。この辺の展開がなかなか面白い。実在した守銭奴武将・岡佐内俊忠というのが、また最後で生きてくるんだよね。武将としても強かったのだ。血肉踊るバトルもあるぞ。
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その貴族の少年は普通じゃない.
母親が伝説の傭兵だとか,そういう意味ではなくて
日本の戦国武将とオタク高校生の魂が同居しているという意味で.
傭兵の英才教育と武将パワーで戦闘力が高くて
オタク高校生の知識で内政チートに手を出して
ついでに犬耳をもふもふしたりなんだり.
次回,学園編開始. -
異世界転生物。マウリシア王国の貴族の息子、バウド・コルネリアスは転生前の記憶がある。それもオタク高校生の岡政晴と、戦国武将の岡左内の二人分である。
何といってもバルドの母親”銀光の”マゴットがスゴイ。ずば抜けた戦闘能力の母の愛の鞭に鍛えられるバルドである。
ヒロインは幼馴染のメイドセイルーンと、商会の若き主セリーナ。