いい加減な夜食 (1) (アルファポリス文庫)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 518
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434203497

作品紹介・あらすじ

"ハウスクリーニングのバイトをして学費を稼ぐ大学生、谷本佳乃。ある日彼女が、とある豪邸の厨房を清掃していたところ、その屋敷の使用人頭が困り顔でやってきた。聞けば、主が急に帰ってきて、夜食を所望しているという。料理人もとっくに帰った深夜の出来事。軽い気持ちで夜食づくりを引き受けた佳乃が出したのは、賞味期限切れの食材で作り上げた、いい加減なリゾットだった。それから1ヶ月後。突然その家の主に呼び出されたかと思うと、佳乃は専属の夜食係として強引に雇用契約を結ばされてしまい……。ひょんなことから始まる、一風変わった恋物語、待望の文庫化! 文庫のみの書き下ろし短編も収録!"

感想・レビュー・書評

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  • 展開早!
    雇われて直ぐ5年分ふっ飛ばした!
    でもぼったくりの話しも出てきてちょっと嬉しかったなぁ〜
    あ〜あの時の話かぁ〜って(笑
    でも言葉で伝えるって大事よね
    それを疎かにするとどうなることかってよくわかるわ

  • 居酒屋ぼったくりを読んで、こちらも気になったので読んでみたが自分が思ったような作品ではなかった。こういう恋愛小説が好きな人には受けるかもしれないが、万人ウケの作品ではない。
    残念ながら私にはくどすぎて、2作目までは読まないかなという作品に。

  • すごいね。俺様の本気見せられた。

  • そうだ。お前はお嬢さんじゃない、私の奥さんだ。

  • 俺の好きな居酒屋ぼったくりシリーズの秋川先生の出版デビュー作!
    金持ちの家が舞台とはいえ短編の各話事に色んな話と色んな料理がでてくるのかな?と期待してたけどそんなことはなく、まるで #乙女ゲーム か!という感じで二人の不器用な恋愛メイン。
    最終的にはぼったくりの美音と要の様に結ばれるのは全然いいけど一巻で作中五年経過して不器用でなかなか進展しなかったけど結ばれるとか書かれてもキャラに感情移入しきれてなくて少しおいてけぼり状態でした。
    それでもぼったくりに重なる部分もあり楽しく読めたと言えば読めた。

    でも続編は考えると当時Instagramに書いてたが全く買ってないからもう買わないかも?

  • 初めて読む作家さん。思ってたよりロマンス成分が強く、思ってたより夜食成分が少なかった。ハイスペックのメイン2人はお似合いだと思う。なので途中まどろっこしくて仕方なかったです。

  • 図書館で。半分ぐらいまで読んで、脱落。
    人の話を聞かない人、人の心がわからない人が個人的にものすごい苦手なので、この雇用主にはイライラしか感じなかったです。いくらイケメンだろうが金持ちだろうが無理。権力をかさに自分の意思を通すやるかたが気に食わない。まぁこういうシチュエーションが好きな人はお好きなんでしょうし、実際好きそうな友人も思い浮かべるので合う合わないの問題なのでしょうが。

    主人公も何やら色々背景があるみたいですが、まぁそれはそれ。どうせ雇用主のおふくろの味にクリソツだとか、幼少期に食べた味だとかそんなオチじゃないの~とか予想しつつ本を閉じました。

  • 胸やけするようなシンデレラストーリー。

    違和感を挙げるとするならば、そんだけお金持ちならプライベートジェットだろ。

    居酒屋ぼったくりとリンクあり。

    1ってことは続編あるのか?この話続編いる?

  • このシリーズでは一巻が一番好き。王道すれ違い物語。

  • 主人公の設定が徐々に明らかになるのが面白かった。
    途中から、5年後に飛び、ぶっとんだな!5年分のエピソードはどこよ!って感じたけど、5年分の蓄積がよく生きたストーリーになっていてよかった。急に大人な関係も書かれていて、「これは引く人いるかも」って思った。
    続きが楽しみ。

  • おどろきの創作料理や、ささっとおいしい夜食、おいしいご飯を紹介する本ではない。胃袋をつかんだ夜食? からはじまるストーリー展開の早いおもしろい本です。
    (カウンター担当/bee)令和2年11月の特集「おいしい本」

  • じれじれ、あまあまで楽しかった。

  • いい加減な夜食から始まる恋(*^.^*)最初は家の主人とハウスクリーニングのアルバイトという関係の二人が最後には…(ノ´∀`*)6年間、二人を見守り続けた人達を尊敬する(゜∇^d)!!

  • あまりのシンデレラストーリーで現実離れに、途中から何度もこんなうまい話あるかいな、と心の中でツッコミいれながら読んだ。嫌いではないからつい引き込まれてしまった。対象年齢はきっと若向けなんだろうな〜と思いながら、気持ちだけでも若がえれるかとシリーズ作なら読んでみたくなった。

  • お初の作者さん。はじめは現代版シンデレラみたい!と思いつつ楽しめましたが…中盤以降、佳乃がどんどんスーパーウーマンで何事もソツなくこなせる…ってとこから…ムムムって感じでした。まぁフィクションだからね…と読み進めるうちにあまりにも露骨に野獣と化した主になんだかなぁってσ^_^;それでもなおかつ自信がない自分は愛人だと頑なな佳乃と、すれ違いまくる俊紀。以降、斜め読みでした。おばちゃんにはちょっと刺激が強すぎる本でした(笑)

  • 帯だけ読んで購入。思ってたんと全然違う!!でもこういう非現実的な話は肩が凝らなくて良い。

  • ひょんなことから、とある豪邸の主の夜食を
    作ることになった佳乃。彼女が用意したのは、
    賞味期限切れの食材で作ったいい加減なリゾット。
    1ヶ月後。佳乃はその家の主に呼び出され、強引に
    雇用契約を結ばされてしまい…。

  • 【図書館】ちらりと出てくる「ぼったくり」ににやり。お料理小説かと思いきや、「いい加減」な夜食から始まったラブコメ。主様は財閥総裁だし、ヒロインも一般人の皮を被ったお嬢様だったし、何だこの人たち。佳乃が俊紀に惹かれていった経緯がよくわからなかったけど、最終的にはくっついたのでよしとしよう。主様、独占欲強過ぎ。

  • 互いに想い合っていながら身分やら家柄やらなんやらで
    なかなか距離を縮められないめんどくさいカップルの話。

    男も女もスーパーマンだった。

  • 2016.9.23 読了
    2016-55

  • (内容)
    ハウスクリーニングのバイトをして学費を稼ぐ大学生、谷本佳乃。ある日彼女が、とある豪邸の厨房を清掃していたところ、その屋敷の使用人頭が困り顔でやってきた。聞けば、主が急に帰ってきて、夜食を所望しているという。料理人もとっくに帰った深夜の出来事。軽い気持ちで夜食づくりを引き受けた佳乃が出したのは、賞味期限切れの食材で作り上げた、いい加減なリゾットだった。それから一ヶ月後。突然その家の主に呼び出されたかと思うと、佳乃は強引に雇用契約を結ばされてしまい…

  • 思っていた内容と違ったが思いの外シンデレラストーリーでラブでキュンとした。
    しかし最初からシンデレラはお姫様で結ばれないことないわぁ・・・って感じだ。
    どっちも完璧やないかーい!!
    外野陣がとても良い。

  • 軽いミステリーものかと思って手にとった。しかし、恋愛小説ですね。

  • タイトルからして、いい加減な夜食だけど、美味しいものが沢山出てくるのかと思ったら、全然違う。財閥のトップが、アルバイトを強引に引き抜き、夜食係から自分の直の部下へとしてしまう。しかも、会ったその日から彼女に下心を持ち、強引に結婚してしまう(笑)中々面白かったので一気に読んでしまいました。

  • 最近とんとお目にかからない
    (「とんと」自体とんとお目にかからないが)
    「ラブコメ」という言葉が一番しっくり来る。

    これはもう、昭和40年代から50年代の
    「週マ」の世界という感じ。
    西谷祥子先生とか、佐山玲子先生とか(^ ^

    近いとこだと「花より男子」みたいなノリ。
    俺様なヒーローと、けなげなヒロインの、
    巧みなじらし・ずらし・ばらしによるハラハラドキドキ。
    最後はきちんとハッピーエンド、みたいな(^ ^

    王道を行くストーリーなので、次はこうなるだろう、
    と先が読めても、きちんと感情移入し感動できる。

    割と「説明くさい(失礼!!)」描写も多いが、
    文章がうまいので気にならない。
    「エッチな言葉」を一つも使わずに
    これだけの「官能的なシーン」を描ききるのは
    見事と言うしかない。

    もちろんお若い方向けなのでしょうが、
    おっさんでも充分楽しませていただきました(^ ^

  • どなたかも書いてらしたけど、ハーレークイン風。
    食事は付け足し。内容的に。

  • 思ってた話とは違ったけれど、面白かった。『居酒屋ぼったくり』シリーズが好きで、タイトルから同じような感じだと思い、読んだらラブストーリーでびっくり。笑
    ラブストーリーが好きな私には面白かったけれど、そうじゃない人は…。

    私は続刊も読みます。

  • 少女漫画の上のレディースコミック的な話。タイトルの夜食はあまり意味がない。金持ちの道楽で下流階級の女が化けるという話は使い古されたモチーフではあるが、本作では、そもそもそんな設定をしていたのかと思うほど、主人公の潜在能力が高かったという話なので、シンデレラストーリーというわけではない。

  • なんちゃって料理がたくさん出てくるストーリーなのかな?と、タイトルから思い込んでおりましたが、それほど料理は出てこないラブコメでありましたか(笑)。俊紀と佳乃がくっ付くまでが長かった!そこに至るまでの屈折振りが見どころなのでしょう。俊紀は随分若くから(30歳頃)トップに立って企業を率いてるみたいですが、普通に考えたらお父様だってまだまだ現役のはず。早々に譲って悠々自適なのでしょうかね。いいなぁ金持ち。

  • 少女漫画を読んでいるような感覚で、ちょっと物足りなさを感じました。
    夜食の場面が少なくて、想像していた内容じゃなかったところも残念。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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