異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています (1) (レジーナ文庫 レジーナブックス)
- アルファポリス (2017年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434238857
作品紹介・あらすじ
ある日突然、異世界トリップしてしまったちょっとオタクな私、神崎美鈴、22歳。気付けば見知らぬ原っぱにいたけれど、その一方でステイタス画面は見えるし、魔法も使えるしで、なんだかRPGっぽい!? そこで私はゲームの知識を駆使して、魔法世界にちゃっかり順応。かっこいい騎士さん達と出会い、魔法で異世界人を治療して、「黒の癒し手」って呼ばれるように。一応日本に戻る方法は探してるけど……どうなることやら? ゲームの知識で魔法世界を生き抜く異色のファンタジー!
感想・レビュー・書評
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召喚された女の子が、魔術やヒーリングの力が凄いというのはありがちな設定だが、結構文章が上手くて読ませる。魔獣に切り落とされた腕さえ繋げてしまうが、それが伏線というか、後でエグイことになってしまう。あっけらかんとはしていない。
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ある日突然異世界トリップしてしまった神崎美鈴。ゲーム知識を生かして魔法世界に順応するうち、「黒の癒し手」と呼ばれるように。 はたして日本へ戻る方法は見つかるのか……?
漫画版を何巻か読んだことがあったので、文庫版にも手を出してみました。
剣と魔法の世界にトリップしてしまった、少々オタク気質な女子大学生が主人公のファンタジー小説です。
チートとまではいかないと思うのですが、主人公がかなり強い能力を持っていて、それを使って異世界に順応していくというよくある感じではありますが、可愛らしくて応援しやすい主人公だと思います。
少し乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲーム)主人公っぽいというか。心の声は騒がしい感じがありますけど。
一巻は導入というか、伏線と世界観説明が多いような印象だったので、この先どういう展開になっていくのか楽しみです。