子づくり婚は幼馴染の御曹司と (エタニティブックス)

著者 :
  • アルファポリス
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434327964

作品紹介・あらすじ

子ども好きの小百合は早く家族をつくりたくて婚活していたが、長身であることを理由に振られてしまう。それを慰めてくれたのは幼馴染の優しい御曹司・理生だった。そのうえ彼は、「子どもが欲しいだけなら、愛だの恋だの関係なく俺と結婚しよう」と小百合にポロポーズ! なんでも理生は理生で家庭を持つよう、両親に急かされているのだそうだ。プロポーズを勢いでの冗談だと思った小百合が承諾すると、彼はどんどん話をすすめてしまう。そうして流されるままに始まった新婚生活で、小百合は理生に死ぬほど甘くとろかされる。「愛のない」結婚のはずなのに、どうしても理生に惹かれてしまい――!?

感想・レビュー・書評

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  • 幼馴染で気は合うけれど、恋人同士ではない小百合と理生。お互いの性格を理解している2人は一緒にいて楽しそうだし、お似合いだと思うのにハッキリと自分の気持ちを言葉にしない理生の憶病さも、色んな人からの自分への好意に全く気が付かない小百合の鈍感さももどかしい。お互いのことが大切だから、相手に幸せになって欲しいと思っているから。そんな理由でのすれ違いも。結婚してからも相手から好かれているとは思っていない2人。それでも惹かれ合っていく2人の気持ちが伝わってきて、早く気持ちを伝えあえばいいのに。と思わずにはいられなかった。ちゃんと気持ちが通じ合ってからの幸せな生活をもっと見ていたくなった。

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著者プロフィール

東京都出身、神奈川県在住。2009年1月にwebサイト「はななぬか」を開設、小説を書き始める。2012年「金曜日はピアノ」にて第5回アルファポリス恋愛小説大賞を受賞。2013年に同作で出版デビューに至る。

「2020年 『婚約破棄から始まるふたりの恋愛事情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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