幼馴染で気は合うけれど、恋人同士ではない小百合と理生。お互いの性格を理解している2人は一緒にいて楽しそうだし、お似合いだと思うのにハッキリと自分の気持ちを言葉にしない理生の憶病さも、色んな人からの自分への好意に全く気が付かない小百合の鈍感さももどかしい。お互いのことが大切だから、相手に幸せになって欲しいと思っているから。そんな理由でのすれ違いも。結婚してからも相手から好かれているとは思っていない2人。それでも惹かれ合っていく2人の気持ちが伝わってきて、早く気持ちを伝えあえばいいのに。と思わずにはいられなかった。ちゃんと気持ちが通じ合ってからの幸せな生活をもっと見ていたくなった。
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TL
- 感想投稿日 : 2023年10月23日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2023年10月23日
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