縁起菓子祝い菓子: おいしい祈りのかたち

著者 :
  • 淡交社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473017192

作品紹介・あらすじ

景気上昇、人生上向きのめでたい菓子たち!!人生の節目を彩る、伝来の菓子を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 写真がいい。眺めるために。ともかくいったん気持ちを切り替えるために。

  • 資料番号:010169035 
    請求記号:383.8カ

  • タイトルの通り、縁起もののお菓子やお祝いのさいに食べるお菓子がたくさん紹介されています。
    写真も多くて実においしそう。パラパラ眺めるだけでも、お菓子好きならたまらない一冊でしょう。

    でもそれだけにとどまらず、さらに一歩踏み込むと、この本には民俗学や宗教学に通じるテーマが込められていることが分かります。
    そういえばタイトルにも「おいしい祈りのかたち」とあります。
    縁起ものというと単なるおまじないや迷信と思いがちですが、なるほど、こういうのもひとつの「祈り」の形なのかと、目からウロコが落ちました。

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著者プロフィール

日本地域文化研究所 小松菜屋敷 屋敷守。

執筆者紹介
亀井鳴瀬(かめい なるせ)
本名悦造 明治32年6月6日東京府南葛飾郡西小松川村道ヶ島に生まる。生家は元和時代より続く、間々井の宮香取社の社家で、21代目を継いだ。国学院大学神道部出身。青年の頃より友人と俳誌「かつしか」を創刊し・句作と郷土文化の保存につとめる。妻のきよ(俳号杉芽女)と共に俳句を原石鼎に学ぶ。著書に『葛飾風物誌』、句集『つちくれ』(杉芽女と共著)、句集『田渋』等がある。俳人協会々員、神社本庁参与、香取神社並びに江戸川区葛飾区の数十社の宮司を歴任した。昭和55年4月21日他界する。

亀井千歩子(かめい ちほこ)
鳴瀬の三女として東京都江戸川区に生まれる。民俗学者の瀬川清子に師事する。昭和48年、信州の塩の道・千国街道の民俗調査に従事し、昭和51年、『塩の道・千国街道物語』(国書刊行会)を出版。紀行作家・民俗研究家、さらに「街づくりのアドバイザー」、「塩の道会議」の顧問として活躍。昭和56年、父鳴瀬の遺稿集『葛飾風物誌』を出版。昭和60年、『小松菜の里』を出版。平成4年、母杉芽女の本『かつしか物語』出版。平成20年、『小松菜と江戸のお鷹狩り』いずれも彩流社にて出版。現在、日本地域文化研究所代表、「小松菜屋敷」主宰、日本民俗学会々員。江戸川区文化財保護審議会委員。他に著書多数。

「2009年 『小松菜の里 東京の野菜風土記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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