- リバー (集英社文芸単行本)
- 奥田英朗
- 集英社 / 2022年9月26日発売
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- アウトプットする力 「話す」「書く」「発信する」が劇的に成長する85の方法
- 齋藤孝
- ダイヤモンド社 / 2020年6月4日発売
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(個人的なメモ)
相変わらずこういう本が好きでよく読んでる。齋藤孝先生にはどれくらいお世話になっているか分からない。
ただ、それはつまり、齋藤先生の本をいくら読んでもそこに書いてある「~してみよう!」が身に付いていないということ。
実際、この本も、読んでいると齋藤先生の著書で今までも紹介されていた「アウトプット術」がいくつも登場する。それを今まで実践していなかったから、よし今度こそ実践してみよう、という気持ちになる。
幸い時間に余裕が出てきたので、いろいろ今度こそ実践してみよう。
2021年9月20日
- 黒面の狐 (文春文庫 み 58-1)
- 三津田信三
- 文藝春秋 / 2019年3月8日発売
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2021年9月20日
(個人的メモ)
木村敏の文章を読んでる。
パラノイアと精神分裂病の「自」「他」の関係性。
前者は自がそのまま他者に投影されて既知のものとなっている。
後者は自に対する他はまったく得体の知れない未知のもの。
『UFOとポストモダン』を思い出す。UFOは得体の知れない未知のものだ。
個別的には、パラノイア的な体験をする人もいるが。
2021年9月20日
- 後悔病棟 (小学館文庫 か 46-1)
- 垣谷美雨
- 小学館 / 2017年4月6日発売
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2021年9月20日
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
- 村上春樹
- 文藝春秋 / 2013年4月12日発売
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2021年9月17日
(個人的なメモ)
分かっていることを確認するために借りて読んだようなもの。
前に季刊誌『kotoba』で「孤独のレッスン」というテーマをやっていて、それを思い出した。あと『共食い』の作者の「孤独本」も持っているので、それも思い出した。
タイトル「孤独を生き抜く哲学」、これはどうだろう?
哲学的なところまで深く分け入らなくなるような「孤独」って、本当は限界状況のことだろう。自分一人でしか受け入れざるを得ない苦痛や苦悩を抱えた時だ。
この本は、そこまで踏み込んではいない。ここで書かれているのはSNS時代の、繋がり過多の状況に対置される程度の「孤独」だ。それをポジティブに捉えるためにいろんな哲学者の言葉を引っぱってきている。
2021年9月16日
- めんどうなことなしで速読できる方法を教えてください
- 角田和将
- サンマーク出版 / 2021年4月20日発売
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(個人的なメモです)
速読という言葉には、ただ速く読むという意味以外のニュアンスがいろいろある。
たくさん読みたい、読んで覚えたい、数をこなしたい、などなど。
では、どういうタイプの本を、上記のどういう読み方で読みたいのか。
漫画なのか、小説なのか、ハウツー本なのか、専門書なのか。
本のタイプとそれを読む目的に合わせて、それぞれふさわしい速読法がある。
そういうことをちゃんと書いている時点で、数ある読書ハウツー本の中でもかなり誠実。
2021年9月14日
- 河合隼雄 物語とたましい (STANDARD BOOKS)
- 河合隼雄
- 平凡社 / 2021年5月27日発売
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(個人的なメモ)
エッセイ集のようなもの。中には少し論文ぽいのもある。
河合隼雄は『影の現象額』を前に読んだけど、核となる「影」の概念が不明瞭で、なんか文字を追っていても深く理解できず上滑りする感じだった。
だがこのエッセイ集のようなものを読んで少し分かった?気がする。
ユングをちゃんと読まないと理解できないんだろうけど、「影」というのは、物事の裏面とか負の産物とか、そういうものなのかな。
「物語」が、自分自身と世界に折り合いをつけるための接着剤というか潤滑油というか、そういうイメージで位置づけられているのが興味深かった。
木村敏の著作を並行して読んでいるので、主体と環境の間にはこういう意味での「物語」が存在しているのかも知れないと思った。
できれば手元に置いておきたい。
2021年9月14日
(個人的なメモ)
前半がとても面白かった。
「生きることに意味はあるのか」という問いに対して、よくある模範解答をどんどん挙げていってそれを片っ端から否定していくのがまことにスリリング。
結局、もっともらしいありきたりな回答では答えにならないこの問い。
で、後半になると「親鸞聖人はこの問いに答えを出している。そして答えを見つけたおかげで親鸞聖人は素晴らしい人生を送りました」で終わる。
前半の、論理のスリリングさが後半になると失われ、親鸞聖人の言葉の紹介に終わっているのがとても残念。
「で、生きることの意味ってどういう思考過程を経て見つけるといいの?」と言いたくなる。
2021年9月14日
- 人生のトリセツ 人間とは何か 心はどこにあるか 何のために生きるのか
- 小浜逸郎
- 徳間書店 / 2021年5月28日発売
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(個人的なメモ)
小浜逸郎は、ある時期から「十代の青少年が読んでも分かる易しい哲学の本」をときどき出すようになった。
正直、ぬるい。
もともとこの人は批評家だ。「私たちの日常的なごく当たり前の感覚」を丁寧に拾い上げていき、それを武器にして社会問題や哲学的な問題などに真正面から切り込んでいくという批評スタイルだ。
つまりこの人の思想というのは、何かの問題とがっぷり四つに組んだ時ほど、より一層鮮やかに際立ってくるという特徴がある。あくまでも思想家ではなく批評家なのだ。
で、そうした批評を繰り返しているうちに、いつの間にか「小浜逸郎の思想体系」が組み上がってきた。彼はそれを大学の講義で説明するようになり、『エロス身体論』などが代表的だが、その思想体系により一層磨きをかけるようになった。
そして、その磨き上げた思想体系を、この『人生のトリセツ』のように、易しく読める形にまとめ始めた。
だがやはりこの人は、何かの問題とがっぷり四つに組み合って、いわばその反作用で自らの思想を構築していくスタイルの方が合っていると思う。
彼の批評や思想は、私たちの日常感覚からスタートしているので、結論だけをまとめても退屈になってしまうのだ。どんな問題と取り組んだ結果、その「日常の思想」が輝くようになったのかという批評のプロセスとその結果としての思想表明までの流れが見えないと、この人の思想体系はどうも読んでいてつまらない。スリルがない。
Bzの歌に「敵がいなけりゃ」というタイトルのがあるが、まさにそれである。この人は論敵をやっつけている方がかっこいいのだ。
ただ、思想家であることをやめてほしいと言いたいわけではない。自らの磨き上げた思想体系を武器にして、彼は批評家として今も活躍している。
ただ、今までは時事問題や「現代の」日本の研究者や知識人の批判にとどまっていたのが、最近は思想史上に名を残す哲学者たちにも真正面から批評の刃を振るって切り込むようになった。『日本の七大思想家』『日本語は哲学する言語である』『倫理の起源』などがそうで、彼は批評家として構築した思想体系をさらに批評家として活かしているのである。個人的にはそっち方面でもっと活躍して欲しい。
一方で、彼の近年のMMT絶賛や反ワクチンへの傾斜はほとんど理解できない。彼があれほど大切にしてきた、我々のごく当たり前の日常感覚は、今のところトンデモとしか言いようのない経済理論や陰謀論スレスレの思想と本当に結びつくのだろうか?そこに批評はあるのだろうか?
2021年9月19日
(個人的なメモです)
買ってしまった。高額だったが、本屋に立ち寄ったら見つけて買ってしまった。誘惑に抗えなかった。
2021年9月14日
- 心の病理を考える (岩波新書 新赤版 359)
- 木村敏
- 岩波書店 / 1994年11月21日発売
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- ふせんの技100 (エイムック 3484)
- 舘神龍彦
- エイ出版社 / 2016年9月20日発売
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なるほどね~と思いながら読んだ。
でも、自分にとって役に立つような使い方は既に実践しているし、それ以外のものは「へー」という感想しか湧かなかった。なんだろうこの感覚は。
2017年6月10日
- 図解人生がはかどる「ふせんノート」
- 坂下仁
- フォレスト出版 / 2017年2月5日発売
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かなり役に立っている。
アナログ媒体としての「メモ」を、デジタルに管理して処理するにはどうするか…という問題が、かなりいいところまで解決できる。
データ収集、記録、そして創造という流れが、確かにはかどる。
2017年6月10日
日記をそのまま文章化した感じで、味もそっけもない。倉山満が伊藤昌哉の文章についても似たようなことを言っていたけど、味気無さはこっちの方が上。
ただ、味気ないとは言っても、当時の政争とかに興味がある人にとってはワクワクするような内容なんだろうな…。僕はまだ勉強中。
でも、加藤の乱と小泉内閣成立までの過程は面白かった。政治とはかくも義理と人情と友情と打算で成り立っているものか。
2017年6月10日
- 情報の呼吸法 (アイデアインク)
- 津田大介
- 朝日出版社 / 2012年1月10日発売
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- 「まぁ、いいか」のすすめ
- 山崎武也
- PHP研究所 / 2012年1月17日発売
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実験
2017年6月10日
- 文章心得帖 (ちくま学芸文庫 ツ 4-2)
- 鶴見俊輔
- 筑摩書房 / 2013年11月6日発売
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- セイギのチカラ〜アングラサイトに潜入せよ! (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 上村佑
- 宝島社 / 2012年11月6日発売
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