絵画史料が語る祇園祭: 戦国期祇園祭礼の様相

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  • 淡交社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473040374

作品紹介・あらすじ

〈大船鉾復興、後祭の再興など、近年も変化し続ける祇園祭。時代の流れに適応しつつ継承される戦国時代の息吹〉

数多くある洛中洛外図屏風のうち現存最古といわれる「歴博甲本洛中洛外図屏風」(国立歴史民俗博物館蔵)、また国宝に指定されている「上杉本洛中洛外図屏風」(米沢市上杉博物館蔵)、また「日吉山王・祇園祭礼図屏風」(サントリー美術館蔵)の三点の屏風は、描かれている内容がとりわけ文献史料と重なる点が多い絵画史料です。本書は、その三点の絵画史料から祇園祭礼部分の拡大写真を大きく載せ、それを文献史料と照らし合わせて解説し、戦国時代の祇園祭の様相に迫ろうとするものです。

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著者プロフィール

1963年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。奈良大学文学部教授。主な著書に『中世京都の都市と宗教』『祇園祭の中世』(以上、思文閣出版)、『絵画史料が語る祇園祭』(淡交社)、『戦国仏教と京都』『室町時代の祇園祭』『信長が見た戦国京都』(以上、法藏館)などがある。

「2021年 『改訂 祇園祭と戦国京都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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