茶の湯と仏教 僧侶の事跡から辿る

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  • 淡交社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473042842

作品紹介・あらすじ

〈「仏教」の視点から読み解く茶道文化論〉
〈臨済禅のみでは語れない、日本仏教の各宗派から見た喫茶と茶道文化の世界〉

茶の湯と仏教のかかわりについて、主に日本の僧侶の事跡を通じて時代順に論じる一冊。仏教伝来の古代から献茶・供茶が始まる近代まで、茶の湯に縁のある臨済禅のみならず、奈良仏教から真言宗・天台宗・浄土宗・浄土真宗・日蓮宗や曹洞宗・黄檗宗まで、各宗の僧侶たちがどのように喫茶文化や茶の湯に関わったかを考察します。
※平成28 〜29年の『淡交』連載「茶の湯と仏教」に加筆し、新項目を加えて書籍化するものです。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからすると気が進まなかったが読み始めるととてもわかり易くおもしろかった。室町以前の中国や日本の僧侶はなかなか覚えづらく、これまでいくつか本を読んだが文章が難しく内容もつまらなかったのだが、この本はエピソードなども交えているせいか、興味や関心を惹き理解が深まった。
    筒井先生の引き出しの多さと文章力に感銘を受けた。
    また禅僧が茶会を持つことについての先生の考察にもハッとさせられる。
    図書館で借りた本だったが手元に一冊置いて辞典替わりにしようと思う。

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著者プロフィール

茶道資料館顧問

「2020年 『神屋宗湛日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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