- Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
- / ISBN・EAN: 9784477030456
作品紹介・あらすじ
字を覚えたがらないトーマスは、周りに迷惑をかけていきます。ある日、大事故を起こしてしまい、さあ大変。シリーズ第三弾。
感想・レビュー・書評
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ハッチンスの絵本の4冊目。
サイズも厚みも短めの児童小説の趣だが、中身は絵本。
各ページに明るい色彩の挿絵が入り、テキストもかなり大きめ。
縦書きで左開き。
絵本と児童書のちょうどはざまにある年齢の子たちに読んであげたい。
約10分。低学年向け。
字が読めず、覚えようともしないトーマス。
そのため危ない目にも遭い、周りにも迷惑をかけてばかりだが、本人は「かんけいないね」と気にもしない。ところがある時大事件が起こり・・・
立て札が読めずにペンキをかぶってしまったり、ひく扉を押してしまったり、女子トイレに入ってしまったりというのは子どもたちもまだ笑える失敗。
だんだん字が読めないってこんなに困るんだよーという展開になっていく。
さあ、これに懲りてトーマスは字を覚えるのか?
そんな、まさか!!のお話になっていくのだが、人生がまるで変わってしまっても、トーマスはいつものごとく「かんけいないね」なのだ。
小さな吹き出しにキャプションが入り、動作や表情も面白可笑しく描かれて、まるでアメリカンコミックを読んでいるかのよう。
さすがのハッチンス。とことんお茶目で明るい。
ひとつだけ惜しいのは、絵があまり遠目が利かない点。
20人くらいまでなら構わないが、それ以上は厳しいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トーマスは字をおぼえる気がありません。
叱られたって、へっちゃら!
でもね、町を歩いていると看板や注意書き、案内がいたるところに。
「きけん ペンキぬり さぎょうちゅう」
「たちいりきんし」
「わたるな きけん」
字が読めないトーマスは…?
〇「かんけいないね!」の口癖がクール
〇子どもにあわせてお家で読むほうがよいかな?
本のテーマではないけど、現代はユニバーサルデザイン社会を目指しているから -
字をおぼえようとしないトーマス。
先生が「トーマス、字をおぼえなさい」と言っても「かんけいないね」
そんなトーマスが、町で字が読めないせいで次から次へと騒動を起こし、とうとうろうやに入れられてしまいます。
「こころのほんばこ」シリーズに外れなし! -
字をおぼえないトーマス。〈きけん ぺんきぬり さぎょうちゅう〉の立てふだもデパートのとびらの〈ひく〉とかいてあるものも、読めない。そのせいで、何度も問題をおこすのだけれど、トーマスは「かんけいないね」とへっちゃらな顔。
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字がよめないトーマスはなにがあっても「へっちゃらさ」が口癖。だけど、字がよめないことで収監されてしまい……。小学校低学年向け。
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途中までおもしろかったんだけどな…
最後がなんか教訓めいてきてやだな -
トーマスは字をおぼえようとしません。先生がどんなにいってもしらんぷり。「ひく」とかかれたドアをおしてはいったり、「おんな」とかかれたトイレにはいってしまったり。たいへんなことになってしまうのにトーマスはいつも「かんけいないね」とへっちゃらです。ところが、あるひょうしきがよめなかったばっかりに、とんでもないことになってしまいます!
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字を覚えないトーマス。何を言って目「かんけいないね」とへっちゃら顔。ところが立て札や表示が読めずあちこちでトラブルを巻き起こし、最後には牢屋に入れられてしまいます。さぁ、トーマスどうする?
やんちゃな男の子と笑いながら読みたい。めちゃくちゃで期待を裏切らないユーモアたっぷりの展開。ラストもちゃんとオチがあって楽しい。幼年童話。幼稚園年長から小学校2年生くらいまで。