- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478004531
感想・レビュー・書評
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言葉の持つ力を改めて感じさせてくれる良書。その商品が欲しくなったり、興味が湧かなかったりするのも言い方ひとつなのだ。あらゆる言葉遣いを駆使して買い手の興味を引き、購入までつなげる広告側の策略が読んでいておもしろい。広告同士を比較することにより、その効果を数値化し、広告の完成度を上げていくことが出来るとは知らなかった。本書の内容が古いとの意見もあるようだが、本書に出てくる手法やフレーズは、現代の広告にも使われている。世の中にある広告は、なんとなく作られたものではなく、いく年も昔からすべて計算尽くなのだと知り、胸が震えた。
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この本は買って辞書的な
使いかたをした方が良いかも。 -
今の自分が欲していた知識・ノウハウを学べた。
書くこと・書いたコンテンツを他の人に使ってもらうことが仕事で増えている。その背景で、書き方の指針となるような書籍がないか調べ、手に取った。
書籍のポイントをまとめる。
センテンスには「ベネフィット」「好奇心」「新情報」(+α手早さ・簡単さ)を盛り込む。
Do’s
-ターゲットを明記
-具体的記述を明記
Don’ts
-誤解を招く記述
-事実だけ記載
-マイナスのトーン(プラスとセットならOK)
-語るだけで要件がない記述 -
◆概要
「どんなキャッチコピーだと反応がいいのか」
データをもとに具体的にまとめてある本。
◆得た学び
クリックさせるにはどんな見出しがいいのか、
読み手に自分ごとに感じてもらうようにするにはどうすればいいのか、など、具体的な技術を学べた。
◆どう活かすか
実際にライティングをする時にテクニックとして使用している。成果物の顧客満足度が上がっている実感がある。
◆おすすめポイント
人の目を魅くテクニックが載っている本なので、
読みながら反応を試せるのが魅力。
データに基づいているので、説得力もある。
ライターだけでなく、企画、マーケティング、
営業の方にも是非読んで欲しい本だ。 -
最近の読んでもスグに活かせない本No. 1。
ブログやTwitterなどアウトプットする場所はあるので実践したいのですが、なかなか再現することが難しいです。
自分が持っている言葉の種類を増やさないとスキルとして身につきにくいかもしれません。
色々な本に触れて体現できるように頑張ります!
以上この本から学んだことでした。 -
広告に携わる可能性のある人は読んでて損はない
広告を作る際に気をつければいけないポイントや、意識すべきポイントが分かりやすく解説されている
とても勉強になった -
世の中にあふれたコピーはすべてこの本に。
なぜ、こんなにも世の中にあふれた宣伝方法にパターン確立されているのかと思ったら。
この本を読めば書いてるじゃないかという驚き。
そして、今も万能。
国民性ぬきに人が引かれてしまう言葉があるのだろう。
見出しに関してはこの書き方以外ありえないと納得してしまった。
今もDMが効果のある時代なことは間違いがないのでまだまだ使える手法と感じた。 -
「広告の父」デビッド・オグルヴィによる第4版へのまえがき が本書の要点を端的に示していた。
・成功(最大限の費用対効果か)へのカギは、広告のあらゆる要素を絶えずテストすることにある。
・どう言うかより、何を言うかの方が重要。
・ほとんどの広告では、見出しが一番重要。
・一番効果的な見出しは、相手の「特になる」(ベネフィット)とアピールするか、「新情報」を伝えるもの。
・中身のない短い見出しより、何かをきちんと伝えている長い見出しのほうが効果的。
・一般的な内容より、具体的な内容のほうが信用される。
・短いコピーより、長いコピーのほうが説得力がある。 -
図書館で借りる。
神田昌典さんの解説は良かった。
英語のコピーを日本語に訳しているため
翻訳者のテクニックが入る。
本文はざっと目を通すにとどめた。
有害な広告が多い中、
広告とはどうあるべきかを明確にし、
自分のスタンス、
会社のスタンス、
社会への影響を
考えること。
それはあたりまえと思うが、
そんな理想を言ってられない場合もある。
クライアントを考えると。
結局はプロダクト、コンセプトありき。
そこから変えていくということが
コピーライティングの仕事なのかなぁと。
あらためて思う。 -
広告を打つということは、数万人に言葉を発する教師である