だから、男と女はすれ違う―最新科学が解き明かす「性」の謎

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478008041

感想・レビュー・書評

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  • 男の子を女の子として育てれば、女らしくなる・・・
    ことはないのだそう。

    いまや、男女の脳は、別物といえることがわかっているそう。
    薬の効き方も違うらしい。

  • 男と女がわかり合えないのはなぜか? 多くの科学者への取材を通じ、男女が「違う生きもの」であることを浮き彫りに。ヘレン・フィッシャー、ゴットマン、バロン=コーエンなど、有名な著書を持つ研究者が次々に出てきて豪華。よくまとまっているぶん、物足りなくもあり。本書で興味を持った人の単著に読み進めると、さらにおもしろいよと言いたくなる。

  • 専門用語少なくて、読みやすい。
    トピックのボリュームがほどよくテンポよい。
    TVは見たことないが、本だけでもおもしろい。
    NHK叩かれるが、教育は好き。Eテレ。
    チャロかわいい。話暗いけど。
    そうか。匂いか。
    夫婦は別れればいいが、親子は難しいよね。
    4章はSFの世界。私は今考えないことにする。

  • p.46「男性は東西南北で出される指示の方がやりやすい。自分で解釈を加える必要がないので。

    女性は目印の指示の方が得意。目に見えるものを頼りにした方が安心。

    男性は空間の中に目に見えない線を引くことができ、方角を見失うことがない。
    女性は見えない基準点を維持するのに苦労する。」

    p.196「腰のくびれが少ないほど妊娠する確率は小さく、糖尿病や循環器系の病気にかかりやすくなる。」

    p.147「全世界共通で、離婚のピークは4年目。それは子供が一人で歩き言葉も通じ、四六時中母親が母乳を与える必要がなくなる時期と一致。」

    p.157「会話の時に相手を見て話さないのはすれ違いのサイン。」

    p.159「離婚を招く会話のパターンは『批判』『防戦』『見下し』の悪循環。自分の立場や言い分を相手に伝える防戦は、『問題は私ではなくあなたなの』と聞こえてしまうから。」

    p.181「ゴッドマン博士のカップルセミナーの締めくくりは、『あなたの人生の夢は何か?そして、人生で成し遂げたいことは何か?』という質問。」

    ・子どもが自殺を考えない家庭
    ・親が子供を守る家庭
    ・憎しみのない、穏やかな家庭

  • NHK取材班が世界中の性差を研究している人たちに取材したトピックを集めてあります。なぜ男と女が発生したのか、その脳の働き方のちがいなどなどとても興味ぶかい内容がわかりやすく解説されています。とくに地図を読むときに男は北南を意識しますが、女は右左の順路を意識します。それは狩猟民と採集民のちがいによるのであって、女が地図を読めないということではない、というあたりはとてもわかりやすく解説されていました。

  • 遺伝子を将来に残すために
    自分と免疫の型が似ていない人間を選ぶっていうのは納得ッス

    だから、好きになる異性のタイプというのは
    自分と似てるけど、ちょっと違うタイプになるんでしょうね


    とりあえず
    質の良い精子を作ることのできるオスでありたいと思いました

  • 絵里ちゃんがお勧めしてくれました。
    超面白かった!メタファーも沢山。

  • NHKの特番から生まれた本のようですが、なかなかすごいですね。
    最近話題の脳科学とかも駆使された本なので、説得力があります。
    若干仕事がらみのねたが書いてあって、そんなに注目されていたのか?と感じたりも。
    とりあえず、私はコミュニケーションとして最低パターンを全開でいっていたので
    ちょっと自分のコミュニケーションの取り方を改めようと思っています。
    ふーむ、深い。そして毎回意識しないととうめん癖がつかないね。

  • 男女の違い、夫婦の接し方が生物学的、脳科学的に理解できる。以下、本文より抜粋。<br /><br />「性欲」は誰でもいいけど、「恋愛」は誰でもいいというわけではない。<br />人間は似た枠組みの人を相手に選ぶ傾向がある<br />よく知っている男よりもちょっとだけ未知なるミステリアスな部分を持っている人に惹かれる。<br />男性が見ているのは腰のくびれ<br />恋の賞味期限は12ヶ月から18ヶ月<br />7ヶ月までは熱烈ラブラブ状態が続く。8ヶ月から17ヶ月はラブラブと躁でない状態がオーバーラップする。18ヶ月すぎるともはや熱烈な恋ではなくなる。<br />「性欲」「恋愛」「愛着」以外に男と女をつなぎ止めておく仕組みが身体には備わっていない。<br />「批判」してはいけない。「文句」はまだよいが。<br />「批判」「防戦」「見下し」の悪循環<br />「気持ちを聞いてもらいたいだけの女」「問題を解決しようとする男」<br />「相手を責めずに文句を言う」「自分の立場を守る発言を避け」「相手の言っていることを認める」<br />「男が変わらなければならない」<br />もっと妻や家族に目を向け、「生き甲斐」や「自己実現」をともに探っていくことが求められている。そのためには自分の考えを押し通すだけでなく妻の影響力を受け入れることが大事

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著者プロフィール

長年「ひきこもり」をテーマに取材を続けてきたメンバーを中心とする、全国で広がる「ひきこもり死」の実態を調査・取材するプロジェクトチーム。2020年11月に放送されたNHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」の制作およびドラマ「こもりびと」の取材を担当。中高年ひきこもりの実像を伝え、大きな反響を呼んだ。

「2021年 『NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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