- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478009727
作品紹介・あらすじ
コンピュータシステムの大トラブルから立ち直ったのも束の間。100年に一度の不況に直面した中堅アパレル会社のハンナは、売上が大きく減少し、ふたたび借金生活に逆戻り。社長の由紀は、日々資金繰りに追われている。由紀の従兄で、取締役経営企画室長として入社した元コンサルタントの田端勝は、何かと言えば高飛車な態度で由紀や林田を攻め立て、役員会議は混乱するばかり。文京銀行の高田支店長からは、「半年以内に15億円返済するように」迫られる。途方に暮れた由紀は、またしても安曇教授に助けを求めるが、安曇は「自分の頭で考えるんだ」と言い残し、連絡がとれなくなってしまう。果たして、由紀はこの危機を乗り越え、ハンナを救うことができるのか。
感想・レビュー・書評
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ストーリー仕立てなので読み解きやすい。
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会計を分かりやすかった。
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会計三部作、読みやすくわかりやすい。製造業の話なんで、参考にならない部分もあるけど…。
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林總氏の『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』シリーズ第三弾。前作、前々作での内容をより実践的にした、ビジネス小説。
第1章 見えない赤い糸なんか存在しない
第2章 何もしなくても腹は減る
第3章 決めたルールは勝手に変えてはいけない
第4章 外からでは何も見えない
第5章 工場には現金が埋まっている
第6章 キャッシュフローはウソをつかない
第7章 会計はマジシャンだ
第8章 見えない世界を可視化する
第9章 コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?
第10章 うさぎはカメよりなぜ速い -
シリーズ3作品目
いつもながら使えないやつ登場だなと思いつつ読みましたが、
今回は前作で出た内容の復習 実践編でした。 -
餃子屋と高級フレンチではどちらがもうかるか?を以前読んで、このシリーズを手に取った。
正直、前作をしっかり理解できておらず、会計の基本も身に着けていない私には、この本も理解をするのが難しかった。
全体的な流れの中で財務のなんたるかを感じることはできた。
なんといってもこのシリーズは一つの物語になっているので、読みやすいのがよい。
もう少し会計の知識を身につけた上で再度このシリーズを読んでみたいと思う。
そうすれば、会計力がもっと身についていくはずである。 -
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の続編で、小説に沿って会計を学ぶ本。今回は、M&Aの意思決定がミステリーっぽく読めるなど、話としても面白かった。
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「餃子屋と高級フレンチ」シリーズの第3弾です。今作もストーリー仕立てで面白く読めました。
今回は、キャッシュフローの重要さについてわかりやすく説明されています。この3作は、管理会計をどのように実践すべきかを物語に絡めて説明しており、ためになります。 -
餃子屋は高級フレンチよりなぜ儲かるのか?がベストセラーになったと
聞いているが、それにつづく「美容院と1,000円カットでは、どちらが儲かるか?」
そして「コハダは大トロよりなぜ儲かるのか?
管理会計に関する書籍ですが、ストーリー調で書かれており、
楽しく読むことができました。
細かな数値や管理会計の表現方法にこだわらず、物語を読む感覚で
さらっと読むだけでも、会社経営にとってどのような感覚が必要なのかを
知ることができます。
会計数値だけではわからない会社の活動実態をどのような切り口で
観察して、考察していく必要があるのか理解するのに役立ちます。