人生の最期は自分で決める 60代から考える最期のかたち

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 24
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014646

作品紹介・あらすじ

二世代同居か、一人暮らしか、老人ホームか、快適な病院か。人生の主導権は最期まで自分が握る。青梅慶友病院創設者が語る老後の生きかた教則本。

感想・レビュー・書評

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  • 家族が親を介護するほど非効率なことはない。介護する側、される側、双方にアンハッピーな在宅介護にこだわるのは予算削減をもくろむ厚労省だけ。一人暮らし大いに結構、認知症はよけいなお世話、孤独死こそ高評価。しあわせな臨終を実現して30有余年の実績をもつ老人病院の創立者が発言する。

  • RC 卓話 大塚宣夫氏から2016年12月16日受領

  • わたしも将来その老人病院に入りたいーでも高いー無理かー

  • ピンピンコロリできるのはわずか5%と期待薄、最晩年の実態をきちんと示したうえで、人生の最期とどう向き合うかを指南。
    一人暮らしで心身を鍛え、孤独死が敢えて理想と説く。
    親の面倒を見る動物はいないと、家族による介護幻想を示し、幸せな終の棲家の在り方を提言する。
    そしてそれにはある程度のお金が必要だとはっきりと言う。
    認知症についての対応も、まず長生きをしないことと辛辣な提言をした上で、介護は愛情だけでは成立が難しく、プロの技だとして、まわりはせいぜい認知症に歩調を合わせるのが最善の対処だという。
    平易な語りかけで、真実をついた提言は説得力あり。

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著者プロフィール

医師。1942年、岐阜県生まれ。1966年、慶應義塾大学医学部卒業後、1967年に同大学医学部精神神経科学教室入室。1968年~1979年まで(財)井之頭病院に精神科医として勤務。フランス政府給費留学生として、2年間のフランス留学を経て、1980年に青梅慶友病院を開設し、院長に就任。2005年、よみうりランド慶友病院を開設。2010年、慶成会会長に就任。医療や介護の常識に縛られず、高齢者の「生きる楽しみ」を優先した病院づくりを実践する。著書に『医者が教える非まじめ老後のすすめ』(PHPエディターズ・グループ)、『人生の最期は自分で決める』(ダイヤモンド社)、『看る力』阿川佐和子さんとの共著(文藝春秋)がある。

「2022年 『医者が教える非まじめ介護のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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