全米最強のFXコーチ ロブ・ブッカーとZAiが作った米国式FXマニュアル
- ダイヤモンド社 (2011年1月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478015483
感想・レビュー・書評
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全米最強の言葉にやられた。
米国らしい明快なルールと
ユニークなネーミング。
1日10pips取ろうという入り口からして明快。
で、誘い方がうまい。
ルールは3つ。
平日の昼間 → ボルテックス
夜 → NYボックス
いつでも → アリゾナルール
●ボルテックス
ピボットポイントだけを使い、ヨーロッパマーケットが開く時間を狙うルール。
ローソク足が横ばいになって(レンジですね)ピボットに戻るのを狙うわけです。
●NYボックス
もっとも活発な動きのあるNY時間を狙うトレード。
動きのないNY時間0時~7時でボックスを作り
それを上抜けたら買い。下抜けたら売り。
いわゆるブレイク手法ですね。
使うのはこれもピボットです。
●アリゾナルール
これは市場を4つのフェーズに分け
そのどこにいるのかによって
トレード手法を変えるもの。
使うインジケーターは
800SMA、200SMA、62EMAの3本。
4つのフェーズは
トレンド、トレンド終息、レンジ、トレンド発生。
これを3本の移動平均線の動きでジャッジして
これにそれぞれのフェーズに合わせた
インジケーターを追加して判断するもの。
ちょっと複雑です。
でも、マーケットの状況を判断して
対応を変えるというのは
重要ですよね。
アメリカ的な明快さとネーミングに
魅かれるトレード手法でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が苦心して生み出したFXの手法を紹介している本で、タイトルにあるように「FXマニュアル」といった印象です。
「全米最強のFXコーチ」の刺激的なタイトルから、僕が想像した積極的に利幅を取りに行く手法をではなく、損失を極力減らすことに注力して出来上がった手法であり、今まで自己流で大勝・大敗を繰り返してきた僕にとっては、良書になりました。 -
アリゾナ旅行になぞらえてRob Booker 先生がつくられたアリゾナ・ルールが面白いです。解説だけでもアリゾナ旅行気分を味わって頂けましたら。戦術としては「ボルテックス」、「アリゾナルール」、「NYボックス」をご紹介。
Rob Booker Japan 代表 Bradley Fried さんが懇切丁寧に必要なツールやその入手法、用い方もご指導くださいました。
オリジナル手法を常に探し続けるトレーディング姿勢に敬服するとともに、とにかくバックテスト、バックテスト、上級者への道は何十、何百、何千回と反復練習あるのみ、という地味めなポイントが個人的には意表を突かれた新発見で、これはすべての道に通ずる、と改めてキホンを思い出させられた感じです。勉強になりました。 -
読んでも読まなくてもいい本。
手法の名前がアメリカの地域名称なってるので
いまいち馴染みがなく覚えにくい
とりあえずこ本を出会うまでにpivotとかMT4に出会ってなければ
読んでもいいと思う
手法の精度は低くいまいちわかりにくく
何度か使ったが効率のいいものじゃないので
使ってない。 -
やってみます。
PPはいい勉強になりました。
今まで自分がどんなリスキーなトレードしてたかがわかりました。