- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478015889
感想・レビュー・書評
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堺屋太一
やさしい情知の法則
どんな時代でも人間は、豊かなものをたくさん使うことは格好よく、不足しているものを大切にすることは美しいと感じる
ピクサーってジョブズだったんだ…知らんかったけど納得
これまでの価値観の変遷の考察を見るにはいい本。
自分の意見や価値観を全部自分でつくり出すことがそもそも不可能だと思う。生まれたときから何かの意見や価値観に囲まれているから。
しかもこれだけ歴史や知見が溢れていれば、重複しない方がおかしい。
でもたくさんの知見、経験から咀嚼して、組み合わせて、オリジナルを出すことは可能。
考える=ネットで賛同できる意見を探す
ではなく
いろんな意見を見て自分なりの答えを出す
だと思ってる。
その結果、同じ考えをする人もいるにすぎない。
そうやって考えられたものたちがぶつかって、新しい解を導き出して進化してきたのでは?
競争という概念から、協力とか互助的な方向に進むと思う。
本当の最終章はラストページな気がする。 -
時間がないので速読をテーマにしてみた。
1時間以内くらいで読んだ(読んでない)。
目次読んで、各章に掛ける時間を決める
最初と最後の章以外はパラパラ読み、章の最初と最後の気になるとこだけ数行読む。
最終章と後書きだけ軽く全部読む。
まあ、初心者向けの内容で
社会学的に人の価値観の歴史を振り返りながら
現代の情報送受信の双方向性・複雑性
資本主義社会からパラダイムシフト起きてることの説明
って感じかしら。
最終章にあるように、これから2,30年の間
過渡期で、価値観の変化に人々が翻弄される時期だとして、さらに良い時代を迎えるための痛みと捉えて信じるべきですね。
色々タイミングが合わずちゃんと読めなかったが、もしも別の時期があればちゃんと読みたい。 -
時代によって変わる、パラダイム(社会通念)によって、我々の考え方には大きなバイアスがかかっているということに気づかされる内容だった。
そのパラダイム自体もまた、その時代に豊富なものと、貴重なものが何であるかによって大きく変わり得るということを知ることができた。
昨年、NHKの番組で、今の世代がコスパを重視する理由についての議論があった。これは現存の経済システムに乗ることが、直接的には幸せにつながらない価値観「経済への不信」を反映しているのだろう。とにかく、最低限食べるだけのお金があればよしとして、たくさんお金をもらうために意に沿わない仕事に就くことを潔しとしない。最小限の努力で最大の利益を上げることだけが目標になってしまった。 -
「ぼくたちの洗脳社会」の加筆改訂版。
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2019年現代主流となっている信用経済、価値経済を俯瞰的に捉えている。
本書が2011年発行なのには驚いた。 -
社会
歴史
経済 -
名著『僕たちの洗脳社会』改訂版。
otaking ex.を設立し、持論を実践しているので説得力もUP。