- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478017913
感想・レビュー・書評
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金剛組の正大工さんが書かれたという意味で、すごく貴重な本かと思います。伝統を守るためには、変わらなくてはいけない。
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578年、聖徳太子の命を受け飛鳥時代に創業。以後、1400年続く、世界で一番古い会社「金剛組」。倒産の危機にも直面した同社がなぜ、長きにわたり生き残ることができたのか? その秘密を、第39世四天王寺正大工職の著者が明かす。
第1章 1400年の伝統を支える人づくり
第2章 聖徳太子の命で始まった世界最古の会社
第3章 いまも受け継がれる「遺言書」16の教え
第4章 「なにわの女棟梁」が老舗を立て直す
第5章 義理と人情が救った存続の危機
第6章 原点回帰で歩み出す次の300年 -
前半は仕事への心構えなどが書いてあり参考になりました。
老舗の会社も幾多の困難を乗り越えてきたことを痛感させられた一冊でした。 -
1400年続く会社を継承していくことの難しいさがわかる。
危機に際しては、本当はもっと生々しい場面があったことが想像されるがそのあたりは、淡々と描かれている。
やはり、原点に帰ることの大切さを感じた。 -
「長くつづく会社が多い国はいい国だ」というCMがあったが、その意味では1400年も続く会社がある日本は、断然いい国に違いない。
曲りなりにも、国が続いているのだから。 -
伝統芸術、技術ってすばらしいと思いました。
金剛組って世界最古の会社ということで有名で
知っていましたが。いろいろなことがあったことは
あまりしりませんでした。
自分の仕事の範囲というかレンジが数百年単位
300年後の自分の仕事の結果に思いを寄せること
が現実的なところにあることがすばらしいというか
感覚的にわからない部分ではあります。