Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法

  • ダイヤモンド社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478023426

感想・レビュー・書評

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  • ■著者が扱っているメインテーマ
    本質をつかむシンプルな思考法とは?

    ■筆者が最も伝えたかったメッセージ
    なぜから出発し、もし~だったらで制約を取り払い、
    どうすればで(具体的アクション)で次につなげる。

    ■学んだことは何か
    前提や制約を恐れずにQ思考で変化を楽しめることは、
    人生を幸せの方向に導いてくれる力となる。

  • イントロの内容でだいたい中身は網羅されているのですが、こどものときのいろいろなことに対してなんで?どうして?という感覚を大人になるにつれ失いってしまうが、そういう感覚から新たなアイデアが生まれたり、今まで当たり前でない考えが生まれたりする。

    大学時代に先生から、正しい問いをしなければ正しい答えにはたどり着けないと散々言われた話とつながりました。
    わたしは本文よりたまに載っているコラムの方がおもしろかったです。
    自分にとって重要なこと、自分を見つけるために何をしたい、は少し考えてみたいと思いました。

  • この本で書かれてることは極めてシンプル。
    しかしこのシンプルな思考法は、
    「なぜ〜?」問題発見、批判的思考力
    「もし〜だったら〜?」仮説、思考の拡散
    「どうすれば〜?」解決策の提示、行動
    これら3つのフレーズが重要な思考の型になっていて、問題提起から行動につながる一連のプロセスになってる点でどの場面でも使える汎用的なものになっている点で有効だと思える。

    この本で書かれてることは結局はこの思考法に尽きる。これを延々と事例を用いて語られてる点で中盤から終盤にかけてだれてしまう。

  • ・どんな本?
    優れた質問をすることで本質に近づくことができる。つまり、問題解決のツールとしての質問のヒントを描いた本。

    ・課題意識は?
    マーケットは複雑に。古い理論、ビジネススクールで習う理論は通用しにくい。
    なので、正しい問いにたどり着くために、存在理由を問い続けていく必要がある。
    例えば、パタゴニアの私たちから何も買わないでくださいという広告。

    ・3段階の美しい質問
    なぜ?
    もし〜だったら
    どうすれば?

    ・テクニック
    開いたり閉じたり。クローズドクエスチョンは前提を疑う作用をする
    考え込む前に人に見せる
    考えずに考える
    なぜなぜ思考。原動力は反抗的な性格
    干し草の中から針を探す。見つけたら、次の針を探せるかどうか byアインシュタイン
    疑問を見つけるヴジャデ発想法
    Qストーミング
    How might we? どうすればできそうか?のHMWを念頭に。
    探究の文化、ミッションクエスチョン
    Googleの20%ルール、ゴアのメンター信用貸しネットワーク
    質問の専門家を雇うこと。採用でもこれを確認するようにする。

    ・無知を耕す
    内なる能力と外側のバランス
    ポジティブな疑問。何もないと脳は悲観的な作用をするものだ。

    ・感想
    テクニックベースの本。事例がたくさんでよみやすい。
    質問の質。オブジェクティブを外さない質問をするには。それと、萎縮の関係が気になる。

  • 確かに良いことがたくさん書いてあるのはわかるのだが、どうにも今ひとつ響かなかった・・

  • ●感想
    企業の具体例も多く、また大事な部分は繰り返し述べられているので分かりやすいし、頭に残りやすかった。

    ●なぜ読んだか
    ・問いの重要性について知りたかった
    ・鋭い問いができるようになりたい

    ●学んだこと
    ・集合知が増え個人の知識は追い付けなくなったため、質問の価値が高まっている
    ・オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの往復が質問の質を上げる
    ・質問の前提に対して質問をすることで本質に迫る
    ・「どうすればできそうか?」という問いが可能性を広げる
    ・自分がどんなときに幸せを感じる機会を理解し、日常にその機会を増やしていく

    ●今後やること
    ・問いを立てたときに、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを往復する
    ・質問の前提に対して質問をするようにする
    ・自分が幸せを感じる機会を理解するために、自己分析をする

  • 質問思考で物事を考えるととても重要なアイデアが生まれる。専門家の意見ほど、つまらない発想になる。問い続けることの重要性を教えてくれた。

  • ジャーナリストである著者による、質問を中心とした思考法の本。
    すばらしいアイデアは疑問から生まれるものなのに、現在の教育・ビジネスの現場では正しい答えを出すことにばかり注意が向けられていると問題提起し、質問を効果的に用いる様々なヒントについて述べている。
    全部で380ページほどあるが、本当に重要な箇所はごくわずかで、しかもそのほとんどが訳者あとがきにまとめられているという、ちょっと残念な本。(そう予想しながらも一通り読んでしまったが……。)
    重要なクエスチョンは「なぜ?」「もし〜だったら?」「どうすれば?」に集約されるという。他にも本文中で紹介されている "How might we?" (どうすればできそうか?) という質問も非常に強力らしい。(canやshouldでないところがポイント。)
    機会があれば、ブレイン・ストーミングではなくQストーミングをやってみたい。

  • 専門知識の賞味期限が短いこの時代、答えより質問の方が価値が高くなってきている。
    色んな質問に関する考察や思考法が書かれている。
    ヴデジャという発想法がとても面白かった
    デジャヴの逆てw

  • 流し読みして終了。
    問いを発することで思考するというコンセプトはとてもよくわかるし、いいと思う。
    しかし、それしか書いていないし、そのコンセプトを説明して終わっている感じで、ならどうすればが読み取れなかった。
    なのでいまいち。

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