- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478024232
感想・レビュー・書評
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内容もさることながら、普通は社外に出ることのない企画書を白日のもとにさらそうとした本書の企画自体が面白い。20の事例が紹介されているが、抑えるべきポイントは共通しており、ビジネスの基本は分野を問わず同じであることを実感。しかし、個々の企画に込められた人の想いはそれぞれ。本書は作り手の想いを一般消費者に伝える役割も果たしている。普通ならば社外秘のものをあえて公開した企業の狙いもここにあるのだろう。きっと本書の企画書(取材の依頼書)にもそういった効果を全面にPRしていたに違いない。
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課題は解決できるか?
解決する為のアイデアは何か?
解決するとお客様にどのような良いことがあるのか?
解決することで利益はどれくらいあがるのか?
企画者はプレゼンでついつい苦労して考えた
解決のアイデアについて力を入れて話がちですが
そもそもなぜ実施するのか?想いを胸に
単純明快に平易な言葉で伝えること。
アンケート調査を含むお客様の観察
解決する為のアイデアや発明
SWOT分析
特許明細書の構成を平易な言葉で
説明できると良さそうです。 -
日々何気なく使っている商品の裏には開発や企画者の思いやアイデア、様々な苦労があり、こうしてヒット商品が誕生していくのかと分かります。
ですので、ヒット商品の裏側を知りたい方にお薦めできる一冊です。ただし、この著書はそれだけを言いたいのではないという事も分かります。
現在企画や提案に携わっている方でアイデア出しに悩んでいる、対外を説得できるような資料作りに悩んでいる方も読まれるといいと思います。この著書の中に何かヒントが隠されているかもしれません。
オマケとして各企業の社風なども垣間見る事ができますのでそれはそれで面白いと思いました。 -
皆いろいろと考えることによって商品を生み出している。企業は消費者目線を持ち、消費者は企業目線を持ったそのバランスがうまく釣り合った時に爆発的な売り上げが起こるということを信じたい。
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直近でヒットした商品やサービスがいかにして世に生み出されたか。その過程で作られる企画書に注目して取材をされた本。タイトル通りナマ企画書が20社分登場します。普段ほかの企業のナマ企画書を見る機会など、当然ありえないので、非常に興味深く読むことが出来ました!
インパクトあったのは、サイバーエージェントの社内企画を上げる仕組み。全社員が新規事業の提案のチャンスがあるのだが、その一時選考は「その事業を25文字で説明せよ」というもの。また一次選考がクリアした事業案は役員プレゼンに臨むが、ここの持ち時間もわずか3分のみ。25文字にすべてを凝縮する作業にせよ、3分で役員プレゼンをするにせよ、当然余分な枝葉はそぎ落として、本質の部分のみを浮かび上がらせる効果があるのが面白いと思います。聞く側もそのくらいシンプルな情報で一次判断をし、良いものは更に深堀させる方が、スピードはあがるだろうな。 -
nanapiの事業企画書がみたくて買ったんですが、消臭力のCM差し替えのときに書かれた社内メールがすごい。