- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478024355
作品紹介・あらすじ
暴落しない静かなバブルは、国債依存症となった金融機関の安楽死、ひいては日本経済の安楽死につながる。日本国債が抱える本当のリスクは、バブルでありながら、暴落しないことだ-。
感想・レビュー・書評
-
"この本は面白いです。 皆さん全員に必ず読んでほしい1冊です。
自分の国債に対しての考え方もこの本から学んだ部分も多々あります。
全体のつながりが紐解くことができ、他の経済問題つの関連性をすべてつなぎ合わせることができましたので!!"詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本国債の暴落が予見される中、実際に発生しない仕組みを解説しています。具体的には国債の購入主体をムーバー、ファンダメンタルズ、限定合理者に分け、最終的には限定合理者が超長期国債も買い支えている構図により、国債の暴落が起きていない状況を説明しています。加えて、日銀の金融緩和により買い支える主体が増えたのも指摘しています。このような主体の区別がそれほどの意義を有するか疑問はあります。というのも、あらゆる主体がムーバーやファンダメンタルズ、限定合理者の要素を持ち合わせた中でのポートフォリオを組むことは避けることができないといえ、それぞれの要素を持ち合わせているがゆえにダイナミックなポートフォリオを構成することができるためです。ただ、国債に関する一般的な解説を分かりやすく説明している点ではありがたい本書です。
-
現在の国債の状況が良くわかった。
-
長期金利の上昇が気になって読んでみたが、あまり役立たなかった。
株式投資では市場は常に正しい。