- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478025819
感想・レビュー・書評
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何も行動してないのではなく、行動しないことを選んできた
今の仕事が嫌でしんどくて現状を変えたいのに、決定的な行動が起こせない自分に焦ってたしイライラしてたけどこの言葉を読んで、
行動しないのは何も選んでないわけじゃなくて行動しないと無意識のうちに選んできた、それには何か理由があるんだと考えるようになり、考え方の転換ができてすこし頭がアップデートされた気持ちになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◯アドラー心理学について、サラッと知りたい人向け。哲人と青年の対話形式で書かれています。
◯人生とは、幸福とは、などについて参考になりました。
◯理解が難しいところもありましたが、例えがすごく分かりやすく、適度に復習する場面もあり、理解しやすいように工夫されていると感じました。
◯対話形式だと知識をただ羅列して話し言葉にした内容が多い中、この本はちゃんと会話を聞いているように読むことができて面白かったです。 -
久しぶりに心理学に関する本を読みましたが、なかなかしっくりと腑に落ちる内容が多く良かったです!
アドラーが提唱する心理学の解説本ですが、人生の生き方指南書で、結局、どう生きるかを決めるのは自分の決断力と実行力であり、過去に縛られたり、言い訳や逃げ道を作ってはいけなく、他人に対しても対等として付き合い、決して妬んだり、マウントして接してはいけないということを理解しました。
たまにこのような心理学や哲学の本を読むのも良いかもしれません。 -
今の自分に一番必要な本だった。出会えて本当に良かったと思う。
以前から名前は知っていたが、題名から、人に嫌われても良いから自分の好きなことをしよう、というようなありきたりな本だと思い、手に取らなかった。
実際はもっとそれ以上の深い話。自分の行動に対する責任、その行動が他者(特定の誰かではない。世界のようなもの)に貢献する、ことにつながる。
ぜひ、読むべき本。 -
何回も読んでようやく理解できる本なんだろうなあ。何度か読もうと思う。
過去の自分の経験により今の自分があるから仕方ないと思っているのは、今の自分がそうであることの理由づけにすぎないという考え方は衝撃でした。
今の自分は今の自分の意思で変えることができる。そう思うと少し心が軽くなる気がします。
人間の悩みは全て人間関係ですが、人間と全く関わらずに生きていくのは悲しいし難しいので、自分を理解し、他者と心地よく共存していきたいなと思いました。
自己受容 他者信頼 他者貢献
自立すること 社会と調和して暮らせること
私には能力があるという意識
人々は私の仲間であるという意識 -
2013年出版で、いまだに本屋に平置きされているのがすごい。
知ってはいたけど読んだことなかったので手に取ってみた。
『7つの習慣』きっかけで仕事の仕方が良くなったことがあった。
書いた人は違うけど、共通する考え方をわかりやすく読みやすくまとめた印象。
アドラーの方が先だろうけど。
変わるのはあくまでも自分。
過去の自分がそうだったけど(今も割とそうかも)、変えられないと思っているものだらけで押し潰されるのは、とても苦しい。 -
ビジネス書としてここ最近ずっと
読まれ続けている本。
内容は
・とにかく他者に期待するな
・共同体感覚を目指そう
・普通な自分を認めることから始めよう
・他人の目を気にするな
などが挙げられるかな。
30%くらいは実体験ペースで
体感できた部分で、
残りはなかなか今の自分では
辿り着けなさそうな領域なので
コツコツがんばろー。
反論点を挙げるなら
・人は叱っても褒めてもいけない
という部分。
同期や同じ目標を目指す仲間なら
叱ることも褒めることも重要だと思う。
自分の考えとアドラー心理学を融合したい。
あと、なんでこの本が売れたのかを考えてた。
アドラー心理学自体は昔からあったのに
今もなぜ売れ続けるのかと。
それは心理学の中でフロイトの原因論が
日本人のほぼ全体で主流となり、
この考え方で解決できず思い悩む人が
現代で溢れてしまったからかなと思った。
その特効薬のようなイメージで
アドラー心理学が用いられてるのかなと。
こんなふうに売れる原因も考えると
イノベーション起こせそうな気がする。
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私が変われば世界が変わる。
自身の生きる世界は自分でしか変えられない。
対人関係における問題は、
自分の問題か相手の問題かという判断で変えることができる。
誰のためでもない、自分のために生きること
他者貢献を通して、自分で自分の価値を作る。
嫌われることを嫌がっていては、幸せになれない。 -
好かれることと、嫌われること、両方大切にしたいです。
思っていることは、やんわり伝えて、後は相手次第。 -
哲学には色々な理論があるのだろうが、私はアドラーの考え方に納得した。青年と哲学者の対話形式で書かれているのでわかりやすく、深く心にささる言葉がたくさん出てくるので、何度も読み返したくなる本。トラウマを否定し、現在の自分は過去の自分が選択した結果であり全ては自分のせいだと説く哲人は厳しくも思えるが、それを支持するに足る理論が書かれている。人生の指針にしたい名著。