佐藤可士和の打ち合わせ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478027141

感想・レビュー・書評

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  • 打ち合わせには準備が大事

  • 「とりあえず打合せ」は時間の無駄。
    この言葉を、うちの会社全員で共有したい・・・

  • とりあえず打合せ、は厳禁。打合せ目的を明確に、ファシリテートが命。
    ここらへんは当然。

    読んでてハッとしたのは「社内打合せは最小限に、カジュアルに、立呑屋の感覚で」というメッセージ。
    せっかくの社内なんだからわざわざ皆のアポとって1時間の打合せするより、10分程度数回集まってパパっと必要事項確認するほうが効率的。
    うん、その通り。
    ただし、仕事を人に頼むときには丸投げしない。随時声をかけて進捗確認する。
    仕事で必要なコミュニケーションって、そういうことだよね。

  • いわずもがな。この人の打ち合わせに対する考え方について書かれているが、
    極めて合理的。非常に参考になりました。
    改めて無駄な打ち合わせを排除、実施する際には質を高める必要が有ると感じられる本。
    良書。以下抜粋
    -----------------------------
    ・打ち合わせ中、黙っているひとは本人にその気が無くても「負のオーラ」を漂わせてしまう。
    「黙るというパワー」がでてしまっていて、しゃべろうとする人の気をそいでしまう。
    ・間違ってもいいから、しゃべる。自分のイメージを言語化する訓練になる。それが結果的にいいアウトプットに繋がる。
    ・打ち合わせ:建物をたてる時に、イキナリ中の部屋から作ることは出来ない。まずは建物全体から考えないといけない。なので、大きなゴールから、仕事の構造を作り上げていく
    ・PJを進めるにあたり、全体の組織図を作る。
    →誰が何をするのか、誰が責任を持つのか、をはっきりさせる。
    ・正解はあるのではなく、作るもの。正解のない場に各々がイメージを持ち寄り正解を作り上げていく場。それが打ち合わせ
    ・仕事のほとんどは実は打ち合わせ。長時間労働を見直すためにも、打ち合わせを見直す意味が大いにある。
    ・打ち合わせの最初と、最後の5分間は黄金の時間
    →会議終了後、5分間で自分議事録を作成することが非常に大切。
    ・「そんな感じで」禁止令
    ・出来ない理由をどんどん述べる人がいる。
    しかしこれを述べている限り、永遠に新しいことは出来ません。
    ・感じる、ことは非常に大切。世の中の景気にしても結局は人が感じていることの集積で動いている。
    ・常に走りながら、物事を進める。イメージはパリダカールラリーのドライバーの横のナビゲーター

  • 会社や仕事の中での打ち合わせ、という場面に限らず色々な場面で役立つ内容だと思います。面白かったです。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:336.49//Sa85

  • * 打ち合わせによって少しでも前に進む,ことを課している
    * 打ち合わせはコミュニケーション力を磨く場
    * 席順を考えられるほどの気配りがなければ仕事はうまくいかない
    * 横に座ると対面に座るのは印象は大きく異なる.座る位置も大きな意味をもつ
    * 仕事ができる人ほど早く打ち合わせの場に来ている
    * 打ち合わせ後,リーダーはバンバン具体的な指示を出す
    * 打ち合わせ後,スマホの画面に収まるぐらいでいいのでポイントだけ列挙し自分にメールする
    * 本当にこれでいいですか?と聞いてうなずいてもらってから進む
    * 時間のかかる受付を単総社が先に済ませて入館バッジをもって待っていくれた
    * 打ち合わせ自体がブレーンストーミング
    * 会食も打ち合わせ.事前に話すことを決めておく,未来を語らう場とする
    * スタッフが日常的に働いている場にふらりと行って,立ったまま進捗を確認.社内打ち合わせはしない
    * 大きなテーブルがあって喫茶店でお茶をしているように楽しく話す.面白いアイデアを生んでいた.会議と言う感じではなかった.

  • 打ち合わせの質が仕事の質を変えることが、様々な切り口から語られている。学ぶべきことが多かった。

  • #読書開始
    ・2015/6/6
    #読了日
    ・2015/6/10
    #経緯
    ・無駄な打ち合わせをしている後輩を見つけ、アドバイスするため。
    ・著者のビジネス観が優れていると考えているため勉強。
    #達成、満足
    ・後輩にアドバイスできるスキルポイントがいくつもあり、即活用できるため大満足。
    ・打ち合わせのあり方だけでなく、ファシリテーションについても学べたので、一石二鳥。
    #感想
    ・超整理術でも述べていたが、無駄を排除し、スピード、効率的、効果的な打ち合わせについての提言が満載。
    ・仕事は打ち合わせというように、リーダーはどうあるべきか、どのように運営するべきか、ファシリテーターは、といった打ち合わせだけでない要素も学べる。
    ・準備する、コミュニケーションを密に、判断する、無駄を排除する、質を高めることの記述が目立つ。
    #オススメ
    ・学生、社会人に限らず、無駄な会議、打ち合わせを経験し、辟易し、改善したい方。
    ・ファシリテーターを学ぶ方。

  • 打合せ次第で仕事の生産性は高まる: Meet Up 大阪 @ blog
    http://meetuposaka.seesaa.net/article/418801754.html

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著者プロフィール

■佐藤 可士和(サトウ カシワ)
クリエイティブディレクター。博報堂を経て「SAMURAI」設立。
主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。
近年は武田グローバル本社、日清食品関西新工場など大規模な空間デザインプロジェクトにも多く従事。
文化庁文化交流使(2016年度)、慶應義塾大学特別招聘教授(2012-2020年)毎日デザイン賞ほか多数受賞。
2021 年春に国立新美術館で「佐藤可士和展」を開催予定。

「2021年 『佐藤可士和の対話ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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