99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.82
  • (13)
  • (14)
  • (14)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 160
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478027455

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 震災後、GRAがどう何を誰と成し遂げていったかの話。

    自分だったら、99%の絶望があったときに、1%に希望を見出せるだろうか。たぶん無理だ。それを岩佐さんたちはやっている。実際にカタチにもした。

    先日、GRAの農場を見せてもらう機会があった。先端農場という名前の通り、先端技術のつまった農場。ものすごく大変なことだらけなんだろうけど、働いている人たちが魅力的な人たちばかりで、楽しそうだった、それが一番印象的だった。

  • 私のメンターが務めるGRA。その代表の岩佐さんの著書。

    震災があって地元に戻り、IT×農業を始めた。
    ビジネススクールに通うと、いくつものケースを当たり前のように見てしまうが、一度GRAを訪問し、ガラリと印象が変わった。無の土地にあれほどのビニールハウスを立てて、美味しいイチゴを作り上げる。並大抵ではできないこと。

    キーワード:「今日だけの命だ」と思って100%で生きよう。

  • 震災復興を例にしつつのビジネス書。何か起こしたい時に、熱い気持ちだけではダメで、ロジカルな見立てと、それ以上にやはり最後は人のつながりが大切なんだな、ということが分かる。これ、経営層やマネジメント層に限らず、普段の仕事を進める中でも、大なり小なり忘れてはいけない大切なエッセンスだと思うよ。

  • 震災の本かと思うかもしれないが、これはビジネス書。震災からの復興を、「元に戻す」という観点でなく、さらによくするために、IT企業の経営者として、ビジネスを立ち上げる。そこには、復興だけでなく、ビジネス、マーケティング、ブランディングの話、とくに、そのための志が多く語られていて、1%の可能性を無駄にするなと。

岩佐大輝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×