速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478029787

感想・レビュー・書評

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  • 速さを求められる仕事に苦手意識があった。でも本書を見ると速さはやり方なのだと書いてある。やれることは色々あると知った。仕事の速い人は、自分なりに網羅したやり方があるのだろうか。
    同感だと思ったのは、「会議がグダグダ」「上司の指示が曖昧な上に、上手く行かないと人のせいにする。」の2点。いつもモヤモヤしていたが、難易度の高い課題なのだと認識した。
    相手ごとに、すり合わせのタイミングとか、段階の刻み方イメージが違い、合わないと色々言われるので苦痛だったが、これは自分だけではないのかもしれないと思えた。

  • 前作の「ゼロ秒思考」のメモ術が面白く、メモ以外のアイデアも知りたくて本作を手に取った。
    超高速にPDCAを回すメリットと、そのための実践的な方法を紹介。盛り込みすぎて、ややとっ散らかった印象もあったが、サービス精神のある著者だと思う。

    やる気の出にくい私としては、
    1.精度を下げてもいいのでスピードを上げてみる
    2.取り組む前にメモ書きして、段取りをシュミレーションする
    が、取り入れたいアイデアだった。

    考えが行き詰まりやすい私としては、
    考え方の技法として、「なぜ?」を繰り返して、深堀りすること。フレームワークを使うこと。
    こういった基本的なことを使いこなせるまで練習することで、考える力とスピードもアップするというのは、モチベーションになった。

    再利用可能フォルダは、このフォルダの存在を忘れずに使っていけたら便利で、どんどん面倒が減るはずなんだけれども、、、そのスパイラルになかなか入らず。

  • 実用的なテクニックが詰まっている。
    この中のいくつかを実行に移せるだけで効果が出るはず。
    特にメモ書きとフレームワーク思考は真似してみようと思った。

  • 筆者の実体験をもとにした、とにかく感動レベルで仕事を速く回すためのノウハウ本。情報収集、整理の仕方から、ゼロ秒思考で処理し、いかに好循環に入るための心構え、テクニック、学習法が書かれている。
    確かに速いと先手先手で物事がうまく回るのは身をもって感じるので、納得感が高く、スラット読めた。ぜひゼロ秒思考も読んでみたい。

  • 早く仕事をするためには何をすればいいのか、を考え方・テクニック・身の回りも含めて項目立てて整理した本。2015年の出版なので、若干今の仕事論とずれる部分もあるが、おおむね納得しながら読むことができた。
    仕事を始めた若手社員に読ませてもいいかも。
    【全部前倒し】は特に納得。もちろん残業推進ではなくて、勤務時間の中で だけど。いかに自分のキャパを余らせて先を見るか、そのためにやれることは先にやっちゃうというのは非常にその通りだと思う。

  • 本書は「上司が無能」という前提で書いてあるところがミソ。ほかの本ではこんな書き方は見たことない。珍しい。

  • 赤羽さんがスピードを上げるために行っていること一覧。
    成長に向けた具体的なHOWTOが網羅されているというよりかは、こういう考えでやったらどうですかという考え方に近い。
    また、スピードを上げるためにはとことん思考力を上げていくことが前提にあり、思考力がない人は早く向上に向けて取り組みましょうと行った内容。

    ・ビフォー
    全体像の捉え方が苦手
    アウトプットイメージの擦り合わせが重要な認識があるが、そもそもどうやってアウトプットイメージを擦り合わせるかがわからない

    ・気づき
    ゴールの認識が擦り合っていない。

    ・TODO

  • 仕事のスピードを上げる本。

    思考から実践的な方法まで具体的に提示されており、ビジネスパーソンには役立つ内容が多いと思います。
    私が自分の職業で活かせそうだと思ったのは
    ・全体像を描く
    ・前倒しする
    ・メモ書き
    ・再利用フォルダ
    ・単語登録の充実
    ・伝えるべきことをメモしてから話す
    ・ポジティブフィードバック
    これらを実践していきたいと思います。


  • ・自分で決定し、推進するということは「仕事ができる」ということ
    ・仕事が遅い理由は「すぐに着手しない」ことに起因する
    ・仕事の全体像を理解する(最終成果が何で、それを出すためにどういう要素があってどう言うステップと段取りで成果につなげるか、どこから手をつけるか)
    ・好循環はいろいろ種を蒔いておけば、自然に始まる
    ・できることは全部前倒しする
    ・人より一歩先んじる、誰かがアクションを取る前にいつも先に動いている
    ・問題把握、解決力とは自分の役割、責任に照らし合わせて成果を出すツボを押さえ、責任を確実に果たせる力
    ・人の話を素直に聞くことと鵜呑みにすることは別物
    ・深掘りする上でのポイントは、丁寧な姿勢は崩さず遠慮せずに聞き続けること
    ・進んで発表することで情報が集まる
    ・丁寧に話を聞くことで、むしろ仕事は速く進む
    ・「上から目線」が諸悪の根源

  • 本書では、仕事のスピードを上げるテクニックについて紹介している。

    たとえば、
    ①最初に仕事の全体イメージを作ってしまい、
     仕事の進捗にあわせて修正を加えていく
     
    ②仕事はとにかく前倒しですすめる

    ③ゼロ秒思考で悩みを整理し、
     仕事に対して感情を挟まずすぐに処理できるようにする 

    などなど。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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