プラハ迷宮の散歩道 (BOOKS)

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478059852

感想・レビュー・書評

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  • 【最終レビュー】

    2014年・2/27(木)BSーTBS放映済

    『地球バス紀行 チェコ(共和国)/古都プラハの路地裏巡り』編。内容に関連して。自身でリサーチし著書を選択。図書館貸出。

    この時のチェコは「昨年のクリスマスシーズン」の頃の光景ということで、情緒深い世界に包まれた、しっとり感ある雰囲気…

    ふっと余計なものを取り払うかのように、ただただ「安心感」だけを感じながら、一時間ゆったりくつろぎながら。

    [著書の雰囲気のまま]この一言でした。

    ◇1日目

    日本から、約15時間。プラハの空港到着。ここからスタート。

    市内中心部行き・AEのマーク付のバスに。

    *60コルナ 約、¥310

    中心部に入る頃は、16:00頃ですが、すっかり「夜の光景」

    [黄昏のプラハ、冬のイルミネーション、トラムが走っている光景、カップルの姿]の世界が待ち受けていていました。

    ということで、宿探しです。

    「トラベラーズ・ホテル」

    一番安い部屋・16人部屋。共同スペース有、二段ベッド×8。

    *390コルナ 約、¥2,000

    たまたま、同部屋の1人の女性(一緒する予定の方にドタキャンされ1人で来た)に遭遇。時々来ているとのことで、彼女行きつけのクラブへ一緒に行きます。

    バスで約15分の所。バス代は彼女のおごりで。

    その代わり、クラブでビールを彼女におごりました。

    若者達が思い思いのまま、ダンスをしたり、DJスペースのまわりで楽しんでたりとしながら、2日目です。

    ◇2日目

    プラハ本駅。

    バスチケット=一日券(乗り放題)を購入。路線図・市内地図付で。

    *110コルナ 約、¥570

    多くの市内循環のルートが巡りに巡ってます。

    居合わせたバス・133番にまず乗車。

    乗客の男性の持ち物が気になって話を聞くと

    『操り人形師・人形修理工房のスタッフの方』

    そこへ向かうということで、一緒に同行します。

    [広々としたフロアー。多種多様の「人形」の数々。1950年代の人形も]

    「修理のキャリア・20年」の「男性の方」曰わく

    『操り人形=「チェコの伝統」』

    ※由来…16世紀、英国から伝わってきて以来、チェコの文化として根付いた。

    かつての最盛期は

    [約3,000の「人形劇団」が存在してた]とのことです。

    『作りかけの人形、人形に色塗りをしてる人、海賊の人形、「糸で操る操り人形」』の様子をうかがうことができました。

    ※工房を後にし、またまた居合わせたバスに乗ります。

    車内にて。宮殿(ホテルのレストラン)へ通勤中の、ウェイターの男性と同行することに。一度乗換をして。

    彼が更衣室で準備してる間、しばらく

    「ホテル内・展示コーナー(小さな博物館)」を見学。

    ウェイター姿の彼曰わく

    『「貴族の人達」の「1388年からの記録」がある』とのことです。

    建物の雰囲気のままの奥行き、自身、一目で感じました。

    女性オーナーの方が姿を見せます。

    オススメ料理ということで

    ビール 40コルナ 約、¥200

    スヴィチコヴァ(郷土料理) 30コルナ 約、¥670

    をいただきます。

    実は、女性オーナーとウェイターの彼「交際中」とのことで。

    ※別のバスの車内にて。

    母親と7歳と4歳の息子の姿。

    『旧市街中心部「広場」へ[人形劇]を見に行く』

    ということで

    [コンパクトなスタイルの「操り人形専用劇場」]で一緒に見ることに。

    彼女曰わく

    『劇(1時間以上)の内容を通じ「強欲はいけない」ということを、子供達に「教える」=[道徳教育]として』

    と。「深い懐」を持ってる方だなというのが、表情そのものから伝わってきました。

    観劇が終わり、ロビーに出てきて、彼女が再び曰わく

    「今はこういう光景が少なくなってて、見なくなってる。自分は、昔よく見に行って行ったのに」

    と、切なさを込めながら…

    「日本と全く同じ環境」だなと、自身、そう思いながら。映画館も同様に。去年より観客動員数減少してるとニュース記事で見ましたが…

    プラハの人の暮らしぶりに興味を持ち、彼女のご好意で、夜に、彼女の自宅にうかがう約束をして、それまで、しばらく、旧市街地を散策。

    プラハ、3

    ※買い物に来ていた女性の謎めいた正体。

    『ヴァーツラフ広場=プラハで一番広い広場=特別な場所』

    1989年・民主化デモ。この広場にて。

    彼女曰わく、このデモに出くわしたと。以来、25年の歳月と…

    そういう歴史を経て、今現在の

    『本来のプラハの姿』になったということを…

    ※176番のバスに乗りながら

    『プラハ城』が鮮やかに「ライトアップした姿」

    ロマンチックな光景、映画のワンシーンのよう、その通りです。

    橋の所で途中下車し、ふと見上げた塔(展望台)が気になったので、明日・最終日の目的地として行くことに。

    ※母親と2人の息子が住んでいる自宅アパート訪問

    家族揃って(夫婦、2人の息子)が出迎えていました。

    昔懐かしの

    [柱についていた、2人の息子の身長がのびた印(成長記録)」が「しっかり刻まれた、光景」]

    「自分もそうだった」と、旅人が…

    奥さん曰わく

    『「朝から夜遅くまで、子ども達のおしゃべりにつきあう」』と。

    子供用品店で勤める奥さん、歴史学者(共産主義)のご主人。

    ご主人の姉が、かつて奥さんと一緒に働いていた縁で出会ったとのことです。

    将来は?と聞かれた、2人の息子。

    「ゲーム屋」(兄)

    「鉄を売る人」(弟)

    『羨ましいぐらいに「自由だ!」』と旅人。

    ◇3日目・最終日

    ※ペトシーン公園・展望台へ行くバス停待機中~車内

    多くの子供達(小学三年生~六年生と同じ学年の障害者の子供達。分け隔てなく)と、引率している先生。この群れが気になり、先生に話を聞くと、

    『「毎日バスに乗り、ランチ(給食)を食べにいく」なぜなら[学校に、給食施設がないから]』ということで。途中で下車しましたが… 

    急坂をバスはゆるやかに走りながら、展望台入口到着。

    *入場料 129コルナ 約、¥620

    展望台までの階段…[200段以上]

    真昼のプラハ全体の景色を見渡しながら

    『最高!貫禄ある!魅力的!』と旅人。

    この景色をじっくり映し出しながら…

    〈ラスト〉

    路地→路地裏→路地の繰り返し

    『オープンで「自由の大切さ」を「知っている」それで[居心地がいい。素敵な街だった』

    と、旅人のナレーションで完結。

    ここまで、ありがとうございました。

    二冊目の最終レビューで、自身の「著書レビュー&+α」をまとめてます。

  • プラハへの旅行に持って行くために購入する。→購入済み。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「プラハへの旅行に」
      良いなぁ~羨ましい。。。私も行ってみたい!
      「プラハへの旅行に」
      良いなぁ~羨ましい。。。私も行ってみたい!
      2013/02/08
  • 旅名人ブックスで中欧(プラハ・ウィーン・ハンガリー)を執筆してとても楽しませてくれた沖島博美さんが、ダイヤモンド社地球の歩き方gem stoneでも執筆されました。
    彼のプロフィールには学歴がいっさいなく、実力のみで勝負しているところが好きです。
    朝倉めぐみさんのイラストも楽しいです。

    旅名人のほうは日本で読んで、gem stoneは現地の街歩きに携帯したらとっても楽しそうです。

    プラハは異常な人気で、真冬でも観光客が大勢訪れるそうです。しかもヨーロッパからの観光客が多く、とくにイタリア人が多いそうです。

  • プラハの歩き方。
    ムハ巡りしたい。

  • プラハ楽しかったなぁぁぁ
    普段こういうガーリィなガイドブックは買わないけど、プラハは魅力的な街だと聞いていたのであえて購入。
    写真がたくさんでよかったが、ほとんどの内容が地球の歩き方にも記載ずみであった。。。

  • 写真を中心にプラハの見どころ・路地裏を解説した本。

    ため息が出るほど写真が美しい。再来週行くのが楽しみ!

  • とにかく写真が綺麗。行きたい!と素直に思わせてくれる一冊。これと併せて地球の歩き方のチェコ・ポーランド・スロヴァキアを読むとかなりいい予習になります。

  • 写真が綺麗。
    まだ全てを読んではいないけどプラハの魅力のエッセンスを詰め込んだような本。
    図書館で借りたので、いつかちゃんと買って読もう。

  • 地球の歩き方系列の本でございます。
    写真系ですのでさくっと読めます。
    訪問前のお勉強にはよいかと思いますよ。

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著者プロフィール

旅行作家。ドイツ語圏を中心に取材を続け、その国や地域の歴史・文化・伝統を紹介し続けている。著書に『グリム童話で旅するドイツ・メルヘン街道』『プラハ迷宮の散歩道』『北ドイツ=海の街の物語』など多数。

「2017年 『無形文化遺産 ウィーンのカフェハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沖島博美の作品

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