ファイナンスの哲学―――資本主義の本質的な理解のための10大概念

著者 : 堀内勉

• ダイヤモンド社 (2016年7月15日発売)

感想・レビュー・書評

[Flooding Throneさんの感想 · 2019年1月1日]

明らかに過渡期にある資本主義。その「来し方行く末」を論じた後半に期待して手に取ったが、他書の引用がこれでもかと並ぶばかりで、著者独自の見解や分析に乏しい。既知の情報の再整理には役立ったが、「出来の良い読書ノート」の域を出ていないような気が…期待値が高かっただけに残念。

[harukarnaさんの感想 · 2017年6月4日]

ファイナンスは門外漢だし～と思ってスルーしてたけど、知人が目次の写メをアップしてるのを見て即購入してその日に読み始めた。私の好きな部類の本！！！

[tatsuyaさんの感想 · 2017年4月9日]

　確かに、教科書的な本。
　基本的に難しいことは書いていないので、経済記事をより理解したくなった時に見るといいかも。

[nyankoteacherさんの感想 · 2017年1月1日]

ファイナンスの優秀な実務家が、資本主義経済の本質を写すと思われる重要KeyWordについて、古典をいろいろと引用しながら独自の解説を加えている。
経済学思想の教科書から自学で抽出しようとするとものすごく時間がかかりそうなところを、明晰に簡潔に平易に示してくれている。

[D.Satoさんの感想 · 2016年8月7日]

資本主義とファイナンスのそもそも論に触れる機会を頂きました。

著者プロフィール

多摩大学大学院特任教授、東京大学法学部卒業。元森ビル株式会社CFO