ジュニアNISA入門―――口座の作り方、買い方、増やし方がカンタンにわかる!

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478066744

感想・レビュー・書評

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  • 贈与税対策の傾向が強いように感じます。

  • 来年から始まるジュニアNISA。今のところは80万X5年間ということであまりメリットはないが、名義預金の問題を明確にできるのが大きなメリットか。明らかなMinorに対してこういう口座の存在を認めるとは、頭の固い税務当局としては英断。とりあえずは五年という縛りでスタートはするが、5年経ったらまた延長になるんだろうな。贈与計画全般についても触れられており、浅いけれどよい内容。

    しかし、贈与を考える上では都度贈与についてよく理解し、利用していく必要がある。

    ・都度贈与という制度があり、これでだいたいは賄える。具体的には親族間で、教育費・生活費・医療費・結婚費用など社会通念上妥当と思われる費用をその都度あげることについては贈与税の対象にならない。ただし、「その都度」であることが重要で、大学の学費であれば四年分を一度にあげたらダメ。授業料の請求書が来た時に、その都度に祖父の口座から振り込む、という形であれば問題ない。

    ・教育資金の贈与として受贈者一人あたり1500万の枠がある。ただし、受け取った側が30歳になった時点で余りがあると、贈与税の対象となるのでやるなら幼いうちがよい。

著者プロフィール

有限会社ファイナンシャルリサーチ代表/ファイナンシャルプランナー
1962年埼玉県生まれ。大学卒業後、クレジット会社を経て1989年独立系FP会社に入社。以後、金融資産運用設計を中心としたFP業務を研鑚、FP業界歴25年目のベテランFPの1人。新聞、マネー誌や経済誌、各種メールマガジンへ執筆や取材協力、テレビ・ラジオ番組などの出演を通じて、投資の啓蒙や家計管理の重要性を説いている。

「2017年 『55歳からはじめる 長い人生後半戦のお金の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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