社外プレゼンの資料作成術

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068267

感想・レビュー・書評

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    ・社外プレゼンはロジカルとシンプルさに加え、感情
    ・メリットで共感を得る。メリットの滅多打ち
    ・キーメッセージは13字以内
    ・伝えたいことを絞る。残りはアペンディックス
    ・キーメッセージはサイズ200-300
    ・キラーフレーズはプレゼン内で7回以上は繰り返す。資料と発言で
    ・20-30秒の動画を入れると心をつかめる
    ・数字、公式を見せる。A商品×単価=XXXXなどの効果があるとか

  • 【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 336.49||MA
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/176556

  • 10日程度(実際に読んだのは3日)で読了。
    プレゼンテーションの資料作成について丁寧に書かれた本。

    著者の別著、社内プレゼンの資料作成術を読んだ後なので、より分かりやすかった。

    社内プレゼンと社外プレゼントで、分けて本を出している理由が納得できる内容。
    社内と社外とでは、プレゼン資料の作り方はまるで違う。

    さまざまなテクニックも紹介されているが、根底にあるのは、相手がどのような人で、何を求めているかをよく考えるということ。

    その上で役立つTipsがたくさん紹介されていました。

    実際に架空の商品のプレゼンテーション資料が紹介されていて、流れを追いながら解説を読んでいくスタイルです。

    スライドの構成についても書かれていて、いきなりPowerPointを起動しない!という点も納得です。

    フォントについても、ベストなものが紹介されているので、参考になりました。

  • 「社内プレゼン資料作成術」と併読すると、違いが分かり更に良いです。

  • 社外プレゼンは、

  • ===読んだ動機===
    20200203,13 書籍執筆の参考にと思った。実は以前にも読んだことある本。
    201810-201903に社内のプレゼン改良活動をしていて(当初デザインをよくする方針だったが伝え方の方にシフトさせられた)、皆の知識をまとまった情報に基づいて近づける目的で、11/6に12冊を回し読みするWSに使った(大変使いやすかった)。5分/冊で1分で付箋にまとめるのを4冊。6人でやって25分ほど。その後、その付箋を20分位で共有してグルーピングするという流れ。

    ===どの部分を読んだか(理由)・どれくらいで読めたか===
    全部・WSでは上記、ちゃんとメモしながら読むと30分程。

    ===どんな読み方がよいか===
    さらーっと流し読み。資料を作るときに手元にあるとよさそう。

    ===感想===
    とても見やすい。社外プレゼンは学会が多いので、こうはならないが、一般的にも使える内容が多かった。

    ===重要なポイントは何か===
    基本的にはロジカルでシンプルに作る。シンプル=余計な情報を省く。
    2つのフェイズが必要:
    1.徹底的に伝えたいことの整理をする(資料作成ソフトなどを開く前)
    2.表現の簡潔化、強調の工夫をする

    型がある。
    ①聞き手のことを徹底的に考えること:
    (ターゲットに合わせて資料を変える。参加者が多いときは共通点を考慮)
    相手はどんな人?
    何に悩んでいる?(ex.利益に直結する?実現可能?企業理念に合う?)
    どんな言葉をかけてほしい?
    どんな未来を望んでいる?

    ②感情の動きを意識しながらストーリーを作る。
    各ステップで、結論と根拠をセットにする。
    1.共感(そうそうこれで悩んでいるんだ):
    表紙には必ず画像を入れて感情にアプローチ(聞き手に直感に理解させてワクワクさせる∵文字の意味を考える負荷を減らせるから)
    数字∪質問(自分事化)これなんの数字と思いますか。30秒で心を掴む。

    2.信頼(この人の話は聞く価値がありそう):
    実績、客観的根拠、誠意。数字の実績、著名人の推薦、5年保証とか。

    3.納得(この人の言う通りにすれば確かに問題解決しそう)
    利用者の動画は最高のコンテンツ。利用者の声:20-30秒
    記憶に刻む:マジックナンバー3 ex.三種の神器、早起きは三文の徳。
    1つ説明するごとに、3つを提示して次はと進む。3つ以上は飽きるので、順番にタネ証する。キラーフレーズを最低7回繰り返す。7ヒッツ理論。くどくなるの注意。

    4.決断(やってみよう、詳細にはいろう)
    聞き手へのメリットを提示して後押しする。

    ③生理的に見やすい工夫
    ・図は左、メッセージは右(縦に並べない。右脳は視覚、左脳は論理の処理をしているのでそれに合わせる)。
    ・ネガは赤、ポジは青。
    ・タイトルやキーメッセージ:13文字以内(短い)の強い言葉
    ・フォント:基本はゴシック。明朝は効果的に使う。
    ・数字の説得力は大活用する。数字の単位や表現方法(~に換算すると)も工夫する。
    ・グラフ:意味の通るギリギリまで情報をカットする。グレー上にポイントだけ別の色にする(ワンカラー効果)。太字や飛び出し、トリミングすることでフォーカスを強めるのもGOOD。ポジショニンググラフで自社のポジションは右上に。
    ・背景:ポジはカラー、ネガはモノクロ。幅広い人のカバーは多画像。
    ・ページ番号は必要であれば入れる。右下に:人の目はZ方向に動くという修正を生かして邪魔にならない一番最後に。

  • 社外向けプレゼンや企業HPに使えそう。
    ターゲットに合わせて、微調整すべき。

  • 社内プレゼンの資料作成術の続編だと思われる、社外版
    エッセンスだけ抜き取れば、両方を購入する必要はないと思う
    社外と社内では聴衆が異なるので、聴衆に合わせた資料の見せ方が重要であり
    作成方法は社内とほぼ変わらないと思う
    見せ方、appendixの使い方を中心に考えれば良いと思う

  • 本書は社外プレゼンをどうやって作成するかが詳しく書かれてて社内プレゼンの続編です。

    僕が本書で一番役立ったのは前書と同じくロジックパターンを固定して感情に訴えるというところです。
    ①共感(そうそうそれで悩んでるんだと共感してもらう)
    ②信頼(この人の話は聞く価値がありそうだと信頼してもらう)
    ③納得(この人の言う通りにすればたしかに問題は解決しそうだと納得してもらう)
    ④決断(よしやってみようと決断してもらう)
    この4つをトレースして感情をなぞると言うところです。

    こうすれば作成時間も短くなるし同じクオリティを提供し続けることができます。
    型は重要やなと思います。

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著者プロフィール

1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業。ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)などで17年にわたり移動体通信事業に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され第1位を獲得。マネジャーとしての実績を評価され、ソフトバンク子会社の社外取締役をはじめ数多くのプロジェクトを任された。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。年間200社を超える企業・団体などでプレゼンテーションや会議術、リーダーシップの講演・研修・コンサルティングなどを行う。著書に『社内プレゼンの資料作成術』『社外プレゼンの資料作成術』(ともにダイヤモンド社)など多数。

「2022年 『30分ファシリテーション 会議を進める技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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