CxO(経営層)のための情報セキュリティ―――経営判断に必要な知識と心得
- ダイヤモンド社 (2016年4月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478083901
感想・レビュー・書評
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Cレベルが晒されているセキュリティ上の問いや課題がどういったものなのか把握する一助となった。第二、三章など技術要素についての解説はエンジニアからすると深くはないので復習程度として。「事業継続性」へ影響を与えるリスクコントロールの考え方については学びとなったので、より理解を深めていきたい。
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夏休みの課題図書として.
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前半は、あまり知ることがないサイバーセキュリティ犯罪、戦争の紹介にはじまり、インターネットの基本の説明。
ようやく第4章からの60ページほどがセキュリティ体制のお話。ISMS管理策をもとに説明していて、いま一番知りたいところだったのですが、ここが一番ページ少なかったのは残念。それでも、いくつか次の取り組みのヒントがみつかり、読んでよかった。
そういえば、最近よくいわれる、「問いかけ」。
正しい、適切な問いかけさえできればよいというリーダーシップスタイル。
この本は、経営者向けなので、ドラッカーを引き合いに出して、経営者が問うべき5つの質問(これはこれで本当に経営者に理解してもらう必要のある項目で、この本の価値あるところ)の説明にも力入れてます。
でも、みんながみんな質問ばかり投げかけて、「実行」できる人がいなくなると、それはそれで適切な対処とれるものも、とれなくなる。実行するための知識について、もう少し理解を深めておきたいところ。
どんな本がいいんだろ。 -
情報セキュリティに関し、必要最低限の事項が網羅されている良書。組織のセキュリティ意識を向上させるために、経営層だけでなく管理職やスタッフにもおすすめである。
旧情報セキュリティスペシャリスト試験対策の導入書としても大変有効であると考える。(※情報セキュリティスペシャリスト試験ホルダーとしての意見) -
幾つか読み飛ばしましたが、最近の脅威も記述があって勉強になりました。
CISSPホルダーなので、いちおうこういうの読もうかなと思いまして。っていうより、社長の本なので、読んでおこうと思いました。