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- Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478100196
感想・レビュー・書評
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シケタイと照らし合わせながら、事例において趣旨からどう論じるかを。
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立法担当者の書いた論文の答案集である。
いまのところ、他に代用品がないのではなかろうか。
良いところ:
立法担当者が、頭をつき合わせて書いたという安心感。判例よりなので、司法試験受験生には(多分)嬉しい。
解説がついているわけではないが、答案が詳細に亘っているので、制度趣旨・立法趣旨がよく分かる。
条文ごとの索引がついていて、調べ物にも使える。
悪いところ:
詳細な説明のため、うまく端寄って読まないと、受験生にとってはつらいかも。(その見極めも、また勉強か?)
ターゲット顧客層は、司法試験受験生だけでなく公認会計士や実務家も含まれてるため、受験生からすると、そこまで要らないというところまで書いてある。(答練の返却を受けて復習してみたら、普段書かないような手続き的なことを書こうとしてた。)
結局、実務家向けの本であるということを認識して、うまく情報を絞り込んで使えるかどうかで、この本の有用性がグッと変わってくる。その意味では、今までもっている答案などがベースになるのだろう。