ブルー・オーシャン戦略論文集

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478102510

感想・レビュー・書評

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  • ブルーオーシャンの潮流。
    2005年の話の前後の論文ベースの話がまとまっている。
    エンロンもあるように結構古い会社が多いが、差別化とコストメリットの両方の打ち手の戦略は今も求めらている。
    それも既存の仕組みからうまれ、イノベーションにおごらず頼りすぎず
    組織構造で変化が可能とする点は今も通じる。
    差別化かコストかで語られているのは産業構造にしばられているから。
    VUCAと言われる昨今の状況では再構築を前提とした打ち手とリーダーシップで締めるブルーオーシャン戦略は連動性がありそうだ。
    この時代で指摘された古いしがらみにいると事例のように過去の存在にされそうだ。
    一貫性や組織の噛み合いがリアルで参考になる。

  • 原書を読めば十分

  • あの「ブルー・オーシャン戦略」をまとめ上げる中で、ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された著者たちの論文をまとめたものです。全部で10の論文が収められているので、一つ一つの論文を読んで、この考え方について一つひとつ丁寧に理解することができて有り難かったです。戦略キャンバスという主題となる考え方についても再理解することができたのではないかと思っています。また、この独特の考え方に対しては導入に様々な抵抗が考えられますが。それに対してどのように進めて行くのかを、ステップとして具体的に書かれているところが非常に参考になりました。ブルー・オーシャン戦略だけでなく、新しいことをしようというときの組織の抵抗を思い出させられます。プロジェクトを進める人間は読んでおくべきだと感じました。

  • 世界的ベストセラー、『ブルー・オーシャン戦略』(W・チャン・キム/レネ・モボルニュ共著)。本書は、両著者が「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」誌上に寄稿した論文10本を時系列でをまとめたもの。ブルー・オーシャンの理論をより深く理解する上で参考になる。

    第1章 バリュー・イノベーション:連続的価値創造の戦略
    第2章 公正なプロセス:信頼を積み上げるマネジメント
    第3章 バリュー・ブレークスルー・マーケティング
    第4章 イノベーションの潜在価値を評価する法
    第5章 戦略キャンバスによる戦略再構築
    第6章 ティッピング・ポイント・リーダーシップ
    第7章 ブルー・オーシャン戦略
    第8章 ブルー・オーシャン戦略が産業構造を変える
    第9章 ブルー・オーシャン・リーダーシップ:戦略から組織へ
    第10章 レッド・オーシャンの罠

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著者プロフィール

W・チャン・キム(W. Chan Kim)
韓国出身。INSEADブルー・オーシャン戦略研究所(IBOSI)の共同ディレクター。主な著作に『ブルー・オーシャン戦略』、『ブルー・オーシャン・シフト』。
米ミシガン大教授などを経て現職。欧米、欧州連合(EU)諮問委員、世界経済フォーラムのフェローなどを務めており、“Thinkers 50”(世界で最も影響力のある経営思想家)の第2位に選ばれている。

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