ファイナンス理論全史――儲けの法則と相場の本質

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 309
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478103753

感想・レビュー・書評

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  • Black–Scholes equationの問題点を知りたくて読んだ.ストーリー的なところがしっかりしている.

  • 2020年44冊目。満足度★★★★☆ 特に何か新しい知識・情報を得た部分は殆どないが、確かにそうだねと思わせる納得の内容。良書であることは間違いない。

  • おすすめされて読了

    相場の矛盾をどう突くのか
    それがトレードの本質であると思ったら


  • ファイナンス理論の歴史。
    理論はブラックスワンのもとに一度敗れたとみていたが根っこの部分進化はまだまだ継続中とみる。
    ランダムウォークなモデルにどこまで確率でくらいつくかが現代のAIを取り込んでその先が気になる今の時代。
    ただたかだか100年。行動ファイナンスを持って人の動きが見えてきた中、どのような形を遂げるか見ものだ。

  • 帯の煽りに相違なく、ランダムウォーク理論から100年分の投資理論がざっくり掴める。
    投資を行う場合や分析する場合のスタンスをどこに置くのかという点で非常に参考になる書籍
    本書で外観を掴んでから、興味のある各論へ進むのが吉か。

  • 投資の知識を得るというのではなく、投資の世界の歴史を知れる書籍です。
    ある程度事前知識があると、読み物として非常に面白い1冊ですね。

  •  ファイナンス理論の発展の歴史を学ぶことができる。1900年のランダムウォーク理論から始まり、現代の行動経済学まで繋がっている。

     市場のメカニズムはどうなっているのか?
     市場は予測可能で、そこから利益を得ることが可能なのか?

     過去の学者達がその時代にどう考え、どのように結論付けたか。経済危機によって従来の理論が否定され、新しい理論が台頭してくる様は心が沸き立つ。

  • やや表現が固い。

    第6章のみささっと読んでみた。

    ・銘柄選択
    ・リスクプレミアム
    ・トレンドフォローまたはコントラリアン
    ・非対称の収益機会(非対称の賭け)
    ・アービトラージ
    スポーツ選手や高級官僚を目指すのではなく、ヘッジファンドに入ってヘッジファンドを起こすのがとてつもない富を手に入れる唯一の方法かと。

  • いやー、最高。
    文体が洗練された田渕さんの著書は、読みやすいの一言に尽きる。
    自分にとって、ファイナンス理論はこれで十分。
    そして、ファイナンス理論を幅広く網羅しながら、
    投資に役立つ手法が散りばめられていて有益この上なし。

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著者プロフィール

金融アナリスト、コンサルタント。
株式会社ミリタス・フィナンシャル・コンサルティング代表取締役。シグマベイスキャピタル株式会社シニアフェロー、シグマインベストメントスクール学長。
1963年生まれ。1985年一橋大学経済学部卒業。日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。デリバティブの商品開発、ディーリング業務に従事。2000年よりUFJパートナーズ投信(現三菱UFJ投信)にてチーフファンドマネージャーとして債券運用、新商品開発、フロント・リスク管理、ストラクチャード・プロダクツへの投資などを担当。その後不動産ファンド運営会社社長、生命保険会社執行役員を経て2012年より現職。

「2021年 『「不確実性」超入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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