経済学なんて教科書だけでわかるか! ボケ! ! …でも本当は知りたいかも。

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478106532

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく分かる、という経済のテーマを本当に面白く再確認することができます!
    ドラクエ世代の方達には、特にお勧めです!!

  •  なんかあっちゃの方に行っちゃっているような感じでも確信はついているようであり、かといってだまされているような感じもあり、面白いところをついている経済書?

     大切なところはここからって感じもするがやはり本格的には心もとない、で次はどの分野を攻めるのでしょう?


     効用の最大化と機会費用
     限界効用逓減の法則
     お金の動き
     物価
     独占とはなにか
     社会主義経済
     銀行と信用創造
     日本銀行の役割
     株と社債
     投資のススメ
     景気とGDP
     GDPの裏側
     インフレーション
     ハイパーインフレ
     デフレと財政赤字
     財政赤字解消の手段
     金融緩和
     財政出動
     景気対策の現実とアベノミクス
     価格の相対性
     お金とモラル
     損失回避性と保有効果
     消費と節約

  • 経済学が素人の作家さんが説明した一冊。

    インフレやデフレなどのお金の動きをドラクエの世界観に例えた話は面白かったです。経済用語も本当に基本的なものしかないので、経済学について勉強してきたひとにとってはものたりないかもしれません。

    経済学の本を一冊作るのに多くの専門書に当たることになり、本一冊の付加価値は読んだ本以上かもしれません。経済学を学びたかったら、自分で本を書くのが一番かもしれません。

  • まえがき
    01 序章
    02 経済人と効用の最大化と機会費用について
    03 限界効用と限界効用逓減の法則について
    04 お金について
    05 物価の決まり方
    06 独占と資本主義と社会主義
    07 社会主義経済の運営結果
    08 銀行の役割 信用創造
    09 日銀について
    10 株と社債について
    11 投資の勧め
    12 景気とGDP
    13 GDPの裏側
    14 インフレーションとは
    15 ハイパーインフレ
    16 デフレと財政赤字
    17 財政赤字解消の手段は?
    18 金融緩和
    19 財政出動
    20 現実の景気対策は成功したのか?
    21 景気対策の障害とは?
    22 価格の相対性
    23 お金とモラルの関係
    24 損失回避性と保有効果
    25 消費と節約
    あとがき

  • 難しそうな経済の話を、経済の仕組みをアイドル業界やドラクエを例にして解説されているのが斬新だと思いました。
    ただ斬新すぎて、アイドルやドラクエに全く興味がない方には、別の意味でハードルが高いかもしれませんが。(^^;

  • さくら節が好きで他の本も読んでいますが、この本も変わらず面白い。内容は超入門編だが、著者の趣味全開の喩え話でいつもと違う斜めからの視点を示してくれる。
    また稀に登場する真面目な考察もなるほどと思うところがある(合ってる間違ってるは別として。投資を推奨するかとか、新製品に飛びつく人たちとか)

  • 入りやすさ重視って感じでした
    経済学の知識がないと、ちゃんとは理解できないかも

  • 少し斜めから経済学を教えてくれた、まあまあ面白い本。

    なんとなく知ってるけど、深くは知らない言葉を痛快な例とともに教えてくれる。
    例えば…

    ①金融緩和とは、世の中に回るお金の量を増やすこと
    ②景気対策中に増税(消費税アップ)するのは、浣腸しながら正露丸飲むようなもの

    ②なんて、何と分かりやすい表現か。著者のセンスが光る。

    また、
    ③ 「消費増税のせいで景気対策が失速した」なんて、占いの後づけと同じ。悲しいのは、検証のしようがないこと。

    が、とても合点した。野党がゴチャゴチャ言ってるのも、結局責任がない奴らの後付けの戯言と言うわけだ。

    さらに、人間のモラルや感情に関する話題として、
    ④お金の介在によりモラルは無くせる。それが商売になる。遅刻で罰金→遅刻者が増えた。つまり、モラルが無くなった。
    ⑤得の嬉しさと損の悲しみは、2倍から2.5倍の感情的な開きがあると言われている。(同じ価値を得た時よりも失った時の方が、感情の揺れが大きい)

    は、唸った。特に④。金で解決できるなら、それでいいかぁとなるんだね。

    そして最後、

    ⑥「老害」とは、他人の世界を見る視力を失っている状態

    なるほど、自分の経験が全てと思い込み、視野が狭くなってる連中を老害と言うんだなと。この状態は別に老人に限らないけど、比較的老人によく出るパターンだから老害となるんだろう。

    と、言うわけで、面白い発想を教えてくれたこの本はまあまあ面白い。

  • 非常にユニークな経済学の入門書。
    ゲームやアイドルを例に出してわかりやすく解説。
    また、著者は海外旅行にたくさん行っているだけに、外国の例は大変興味深い。外国と日本を比べることで、日本のことがよりわかりやすくなります。
    僕はこれで初めて分かったことがたくさんありました。

    教師にとっては、子どもにわかりやすく話す実例としても勉強になるかも?

  • ビジネス書は読むものの、経済学は難しそうという理由において避けてとおってきた私。とはいてこの年齢になって「経済学はサッパリ~」というのもまずかろうと思い、面白そうな入門書に手を付けてみた。
    これが大正解!むちゃくちゃバカバカしくて(褒め言葉)、最初から最後まで面白く読めた!かつ経済の基本のきは解った。
    これは多くの「経済学から逃亡したい人」に読んでほしいな。

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著者プロフィール

1976年静岡県浜松市生まれ。中程度の引きこもり。ニートの現状を憂い一念発起して旅に出かけ、帰国後Webサイトで各方面の旅行記を発表。常識に囚われない独特の書き方が話題を呼び、トータル50万ヒットを超える人気サイトとなる。著書に「中国初恋」(幻冬舎)、「三国志男」(サンクチュアリ・パブリッシング)がある。

「2009年 『インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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