半導体産業のすべて 世界の先端企業から日本メーカーの展望まで

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 289
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478117118

作品紹介・あらすじ

開発・製造・販売のキープレイヤーとその相関関係を詳細に解説。全産業の基礎装置、戦略物資である半導体のすべてがこの1冊に。

感想・レビュー・書評

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  • だいぶ理系よりな内容。

  • メチャクチャ広い半導体の世界を、各個別分野の深さを犠牲にしつつも網羅的に一冊でカバーしたもの。
    ビジネス面も技術面も一通り触れており、それもチップ・パッケージだけではなく製造装置や一部材料もカバーしている。後工程も劣後されていない。第1章では、足元での半導体不足の原因や、日本の半導体産業における凋落の振り返りもあり、とにかく押さえるべき点は押さえている印象。
    出版は2023年と新しいが、プロセスは主にレガシー世代を前提に説明されていることには留意が必要(=WB前提でプロセスが解説されている。FOWLPやフリップチップについての記載は無い)
    全般的に、深掘りしたい分野については別書が必須と感じるが、まず「半導体」の全体観を理解したい人にとっては最良の一冊だと思う。

  • 複雑な半導体の世界がよくわかる。特にプロセスとその代表企業がまとまっているので、各社がどの部分でビジネスをしているのかを理解できる。

  • ざっくり理解向け

  • 網羅性あり、比較的よく纏まっている。


  • 2023年76冊目。満足度★★★★☆

    今、最もホットな産業である半導体業界について、産業構造、製造工程、関連企業などを網羅的に解説

    正直、部外者の私には十分理解できないが、日本の上場企業がたくさん登場するので、日本株投資の際の参考になる

    辞書的な使い方になる

  • 半導体における一連のプロセスや、基本回路(AND/ORなど)についても触れた技術基礎本。網羅的にプロセスを見直したり、各プロセスにおける代表企業について概要を知りたい人にはおすすめ

  • いわゆる半導体メーカーから、装置・素材までその他もろもろ詳しく網羅した、半導体マニアック本です。

  • 電気電子系の学科の学生向け。
    バンド理論、PN接合、MOSや電子回路の授業を受けて、内容は一応理解してるけど、「っで?」って感じてる人向けに、半導体産業の全体像を見せてる。

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著者プロフィール

1944 年樺太生まれ。1968 年東京大学工学部物理工学科を卒業、日本電気(株)に入社以来、一貫して半導体関連業務に従事。半導体デバイスとプロセスの開発と生産技術を経験後、同社半導体事業グループの統括部長、主席技師長を歴任。(社)日本半導体製造装置協会専務理事を経て、2007 年8月から(株)半導体エネルギー研究所顧問。著書に『入門ビジュアルテクノロジー 最新半導体のすべて』『図解でわかる電子回路』『プロ技術者になるエンジニアの勉強法』(日本実業出版社)、『半導体・IC のすべて』(電波新聞社)、『電気のキホン』『半導体のキホン』(SB クリエイティブ)、『半導体工場のすべて』(ダイヤモンド社)などがある。

「2017年 『IoTを支える技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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