超ミニマル・ライフ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478118412

感想・レビュー・書評

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  • 「ちゃんと食べ、体を動かし、休み、寝て、思いっきり遊ぶ」
    そのためにどう生きるか?について書かれた内容。物理的にも精神的にも必要なものだけを持ち、極力身軽でいることがよい。
    自分としてはお金との関わり方については発見があった。お金は便利だが、求めすぎるとキリのない欲求が生まれて、結果幸福につながらないこともある。人の人生においては「数分前」に確立した賃金労働、この悪い面が近年表面化されてきているなと感じた。
    本来、人は生活できる範囲の資源があればよいのに、長時間働き、自分のやりたいこともできず…
    物が豊かすぎるが故、人は求めすぎてしまうのか?

  • • オーガニックデバイスとデジタルデバイスのバランスを取りながら、タイムマネジメントとタスク管理を行い、大胆な手放しを通じて、健康とガジェットを手段とし、時短を目指す。
    • Have to doよりWant to doを重視し、5つの教え(食べる、運動する、休む、寝る、遊ぶ)を実践する。
    • 時間を与えられるものではなく、作り出すものと捉え、毎日の運動や休息、遊びを大切にする。
    • デジタルデトックスを行い、脳の休息を促し、創造性を高めるために非生産的な時間を持つことを推奨する。
    • 自然体験プランも提案され、自然の中で過ごす時間を確保することを重視している。

    感想と評価:
    この本は、忙しい現代社会で生きる人々にとって、心と体の健康を保ちながら、効果的に時間を管理し、創造性を高めるための実践的なアプローチを提供している。
    特に、デジタルデトックスや自然体験プランなど、ストレスを軽減し、心身のバランスを取るための具体的な方法が示されている点が良いと感じる。
    ただし、実践するには一定の時間と努力が必要であり、全ての人に適しているわけではないかもしれない。総合的には、ライフスタイルを見直したい人や、ストレスを感じている人におすすめの一冊だと思う。


    メモ
    オーガニックデバイス×デジタルデバイスの奇跡タイムマネジメントとタスク管理、そして大胆な手放手術、
    健康やガジェットは、ただの手段、目的はあくまで時短
    ハープトゥードゥよりワントゥードゥ
    5つの教え〜ちゃんと食べて、ちゃんと体を動かし、ちゃんと休み、ちゃんと寝て、思いっきり遊ぶ!
    時間とは、与えられるものではなく「自分で作り出すもの」だ。
    毎日、20分以上の「ヨガ」と「超ミニマルエクササイズ」1セット
    週三回、45分以上の「超スロージョグ」「早起き」「超スロースイム」のいずれか(またはヨガ)、
    週2回、「超ミニマルエクササイズ」2から3セット。
    週1から2回、11時間以上の「家事や育児」や「体を使った遊び」
    「デジタルデトックス」=意図的に熱湯を遮断して、過剰な情報ノイズをデトックスする行為、
    デジタルデトックスによって「適切な脳の休ませ方」を実現脳がアイドリング状態に入った状態のことを「デフォルトネットワーク」と呼ぶ。
    デフォルトネットワークの時、脳の1部ではなく、全体が活性化している→「洗剤意識」との関わりが深い。
    肉体疲労の大半は、脳疲労が原因=脳をしっかり休ませれば、肉体疲労を軽くできる。
    「創造性」を高めたければ、「頭が空っぽになる非生産的な時間」を持つべき。
    脳の一部を集中的に稼働させる「実行ネットワーク」と、脳全体が調和的に活性化する「デフォルトネットワーク」を、交互に繰り返すことで、脳のパフォーマンスを最大化できる。
    本書推奨の自然体験プランまとめ、
    月5時間
    平日に毎日、木々が多い公園で「15分の散歩」
    平日2回が多い公園で「15分の散歩」+「毎週末に45分の散歩」
    月10時間
    平日毎日、木々が多い公園で「15分の散歩」+「土曜日と日曜日に45分の散歩」
    月に1度だけ山や森で「1泊2日のキャンプ/トレッキング」
    自然深い場所で三日間過ごす。
    3連休を確保して自然の中にある「リトリート/キャンプ場」に滞在。
    2から4時間の森のハイキングを3日続ける。
    2泊3日のトレッキング

  • 前作、超ミニマル主義(仕事のライフハック)が良かったので、続編を楽しみにしていました。
    しかし、こちらはあんまり…目新しさはなかったです(すみません)。
    とはいえ、人生このまま終わらせていいのかなぁと、大人になると誰しもが思う瞬間があると思うのですが、四角さんは日本での会社員生活が生きづらくてそれを改善する方法を試行錯誤して、そしてニュージーランドの湖畔での自由な日々を勝ち取られたのだなぁと思うと、なかなか沁みます。

    レコード会社時代の話は具体的なのですが、今の生活は、早起きしてヨガして週3日働いて、くらいのぼんやりとしか分からなくて、あまり現実味が沸かないのが難点。

    なにはともあれ、身体が資本なのは間違いないので、私ももうちょっと真面目に生活改善に取り組もうかな、と思いました。

  • ミニマルに生きることは日頃から意識していましたが、ミニマルライフコストという考え方は非常に参考になりました。

    自分が生きるためのコストを考えて、その最低限のみ稼ぐという考え方。自分も月8万あれば生きられる人間なので
    そこを意識していきたい。

    仕事は辞めるか、社畜になるかの2択と思っていましたが、ダウンサイジングすること、週4、週3と減らしていき、最終的には、自分のライフワークで埋め尽くす。これが理想。

    今はライスワークとして働いているので、自分も軽量化に成功して、ライフワークで埋め尽くせるよう、人生を謳歌していきたい。

  • 足るを知れば世界は優しくなる。

  • ナイス

  • 膨大な量の書籍。しかし、これだけあれば何かしらのアウトプットはきっと出来るでしょう。大事なのは心に響いた内容があれば一つでもアウトプットすることだと思う。

    生活に悩みがあるなら一読してみるのも良い。

  • 自分の好きなライフワークにシフトしたり、超ミニマルにまで、健康的な食生活に気をつけるまではいけないかもしれないけれど、早寝早起き、狩猟時代の体に合わせた生活は続けたいなと思った。分厚いのに興味ある分野だから意外にスルスル読めた。

  • 減らすことへの意識はこれまでも強く持っていたつもり。けれど、思いつきでなんとなくものを減らしてきた感じはある。減らすべき対象として消費活動、つまり買い物と所有にメスを入れると効果が高いということがよく理解できた。早速やってみよう。

  • この本のページ数自体をミニマルにして欲しい

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著者プロフィール

モバイルテクノロジーを活用することで場所の制約を受けないワークスタイルを構築し、
ニュージーランドの湖で半自給自足の”森の生活”を、
年の数ヶ月は世界中で”移動生活”を送りながら様々なプロジェクトを手がける。
Instagram、多数の連載、公式メディア〈4dsk.co〉を通して独自のライフスタイルシフト論を発信。
アーティスト育成と大自然への冒険をライフワークとしながら、複数の企業の役員やアドバイザー、
大学非常勤講師、会員制コミュニティ『Lifestyle Design Camp』学長を務める。
著書に、12万部を突破し若者のバイブルともなっている、『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』や、
『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』、『The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅』など。
レコード会社プロデューサー時代に配信を含めて10度のミリオンヒット、CD売上2000万枚を記録。

「2018年 『人生やらなくていいリスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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