ミスミの企業家集団経営: ベンチマーク診断 組織・人事破壊が競争優位を生む

著者 : 鈴木直人

• ダイヤモンド社 (1996年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Hashiyoshiさんの感想 · 2010年3月16日]

改めてミスミ関連の本を読んでみた。革新的なモデルだ。

[begussanさんの感想 · 2006年8月31日]

「未来企業の6つの条件」を骨子として、具体的にミスミの戦略がどのように行われているのか、その条件に即して解説されています。

6つの条件とは以下のものです。
１．競争優位性を有無付加価値創造
２．明快な事業コンセプト
３．柔軟性・環境適応力
４．高効率経営
５．高活力組織
６．積み上がる事業構造

本書を読みミスミが常にマーケットをリードしていける理由が良く分かりました。ミスミ自体は商社であるが、その他の業態でも組織づくり、戦略立案の上で学んでいくべきことが多いように思います。

企業家集団経営とありますが、ミスミで働たらく人が会社の歯車として、与えられた仕事をこなす集団ではなく、タスクごとのチーム制を組み、個々が責任感と自立心をもつ「自分で考える集団」だという意味であり、雇う側も働く側も理想的な状態であるように思いました。

またミスミのマーケットへの態度にも共感すべきところが多々あり、自ら考えるビジネスマンなら一読をお勧めしたい本です。

[ガイアックスさんの感想 · 2006年8月23日]

ミスミの特徴について分かりやすく述べている。

著者プロフィール

鈴木直人　Naoto Suzuki
うつ・自律神経失調症専門の整体院である健療院グループの総院長。年間2 万人以上の患者さんが来院している。日本自律神経研究会代表。うつ病・自律神経失調症の情報サイト「自律神経失調症・うつ病ナビ ココカラ」主宰。1992 年整体治療院を開業。1998年自身が自律神経失調症からうつを患ったため、自律神経失調症やうつのことを研究し始める。2000年自律神経失調症やうつから回復し、その経験と研究結果から自律神経失調症やうつ専門の整体や心理療法などを行う。現在、一般紙から専門誌まで多数に取材されている。

「2017年 『うつは「体」から治せる！』 で使われていた紹介文から引用しています。」