- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478373286
作品紹介・あらすじ
人を動機づけ、鼓舞し、率いるために。リーダーとマネジャーの違い、リーダーの使命、マネジメントの本質を探る。
感想・レビュー・書評
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だんだん飽きてきたハーバード・ビジネス・レビューですが、古いながらもリーダーとマネージャーの違いや日々の過ごし方がまとまっててそれなりの本です。
論文そのものよりコラムやデータだけを見たほうが時間効率は良い気がします。貧乏性にはコストに合わなくなりますが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容が難解。ドラッカーのほんと通じる内容も多かった。リーダーシップとマネージャーは違った概念であり、どちらも先天的なものではなく、後天的に見つけることができる。
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ヘンリーミンツバーグ
ニティンノーリア、ジェームズバークリー
マネージャの仕事は、目新しいものを探し求めることではなく、企業が確実に結果を出せるようにすることなのだ。プラグマティズムはその出発点なのである。
理論は道具であって、我々が進行する不可思議なものへの回答ではない。
プラグマティズムへの4つのアプローチ「事情の考慮」「間に合わせ仕事の推進」「結果への集中」「不確実性を恐れない」
事情の考慮:特定の事情に照らしてアイディアを変更していくこと。ある状況のもとでうまくいった変革のイニシアチブが、ほかの状況では簡単に失敗することがある。また状況の進展とともに、そのプログラムを継続的に再評価しなければならない。
一般的な答えが特定のニーズを満たすことはめったにない。
間に合わせ仕事の推進:ブリコラージュ(Bricolage)[その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しい物を作ること]
機能する解決策を見つけだすためにさまざまな可能性を試し、利用可能な資源を使ってみるのである。配置の改善を求めて継続的に監視台に立ち、システムと可変要素をあちこちいじくりまわす。
結果への集中:結果を得ることにはこだわる。しかし、それをどうやって手にいれるかという方法論については、さほどこだわらない。
不確実性を恐れない:起こり得る結果についての無知を十分承知のうえで我々は、ただ行動しなければならない。不確実性を避けようとすることは非現実的である。 -
ハーバード・ビジネススクールのリーダーシップ理論講義のレビュー集。翻訳版なのでちょっと理解するのが難しい部分もあると思います。