リーダーシップ (ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス)

制作 : Harvard Business Rev 
  • ダイヤモンド社 (2002年4月1日発売)
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ヘンリーミンツバーグ

ニティンノーリア、ジェームズバークリー
マネージャの仕事は、目新しいものを探し求めることではなく、企業が確実に結果を出せるようにすることなのだ。プラグマティズムはその出発点なのである。
理論は道具であって、我々が進行する不可思議なものへの回答ではない。
プラグマティズムへの4つのアプローチ「事情の考慮」「間に合わせ仕事の推進」「結果への集中」「不確実性を恐れない」
事情の考慮:特定の事情に照らしてアイディアを変更していくこと。ある状況のもとでうまくいった変革のイニシアチブが、ほかの状況では簡単に失敗することがある。また状況の進展とともに、そのプログラムを継続的に再評価しなければならない。
一般的な答えが特定のニーズを満たすことはめったにない。
間に合わせ仕事の推進:ブリコラージュ(Bricolage)[その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しい物を作ること]
機能する解決策を見つけだすためにさまざまな可能性を試し、利用可能な資源を使ってみるのである。配置の改善を求めて継続的に監視台に立ち、システムと可変要素をあちこちいじくりまわす。
結果への集中:結果を得ることにはこだわる。しかし、それをどうやって手にいれるかという方法論については、さほどこだわらない。
不確実性を恐れない:起こり得る結果についての無知を十分承知のうえで我々は、ただ行動しなければならない。不確実性を避けようとすることは非現実的である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 3 社会科学
感想投稿日 : 2011年7月17日
読了日 : 2011年7月17日
本棚登録日 : 2011年7月17日

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