- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478420447
作品紹介・あらすじ
在庫削減を目的にERPを導入。だが、むしろ在庫は増え、利益を圧迫している-いったい、なぜなんだ!?はたして、クライアント企業の悲鳴を解決できるのか!?コンピュータソフトウェア企業BGソフト社を舞台に、新ソフト開発、販売、フォローアップ過程でのさまざまな障壁を乗り越え、他社が真似することのできない競争優位を確立するまでを描く。
感想・レビュー・書評
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『感想』
〇システムをよいものに変えても、それ以外のルールがシステムに合っていないものであったら、成果は出ない。そうであることは分かるが、この本にある状況がそのことをわかりやすく説明しているかというと、そうでもない気がする。身近にない事例だからだろうか。
〇自分の理解力が足りないんだな。登場人物の感情のぶつかり合いがいまいち理解できない。
『フレーズ』
・『慎重になる』ということは、どこかに危険が潜んでいないか常に目を光らせ、それに備え、前もって計画を立てておくという意味だ。物事すべてが順調にいっている時でもそうだ。(p.14)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ー ご承知のとおり、競争は年々厳しくなっている。それに伴って戦う相手も変わってきている。これまでのように会社対会社というより、むしろサプライチェーン対サプライチェーンの戦いになってきている。我がピエルコ社はその規模こそ大きいが、サプライチェーン全体の中で考えれば、鎖をつなぐ一つの輪にすぎない。もし大勝利を収めようというのであれば、自分の会社だけではなく、もっと視野を広く持たなければいけない。サプライチェーン全体を視野に入れて考えることが必要だ。 ー
ERP導入の本質。
ERPに限らずIT全般の導入の本質。
既存のルールを変えること。価値提供のあり方を変える事、オペレーションのあり方を変える事、評価指標を変える事、社員の顧客・仕事・やりがいへの向き合い方を変える事。全部、当たり前のことなのに、何で実現しないんだろう?
“当たり前の事”がなぜ自分の会社で実現しないのか。それを問う事が組織変革の第一歩であり、それを問わずして何を言っても改革は実現しない。
企業はいい加減にそれに早く気付くべき。 -
ノートに記録済み
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・「ザ・ゴール」「ザ・ゴール2」を読んでる前提で話は展開していく。
・内容はストーリー仕立てで進んでいくが、話があちらに行ったりこちらに行ったりで、なかなか内容が入って来ない。
・長文の割に伝えたい中身が薄く感じた。 -
仕組みを変えたらルールを変更しないと最大の成果は出せない。
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こんな先進的内容で難しいと思える本が約20年前の本とは…私は化石なのだろうか
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テクノロジーだけでは十分ではなくルールを変える必要がある。が、小説だけでは理解するのが難しい…
普段から質問で問いかける続ける事が必要かもしれない。 -
興味のある設定だったこともあり、ザ・ゴールより読み込んだかもしれない。(~2004大学時代の本@202012棚卸)
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金言多し
TOCに基づいたスケジューリングソフトの詳細が知りたい -
購入: 2003年12月1日 読了: 2004年1月5日
廃棄: 2020年4月4日