- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478490327
作品紹介・あらすじ
MBAシリーズ第8弾!勝ち残るために「論理的思考力」を鍛える!論理展開、因果関係、構造的アプローチなど、実践的思考法を演習の繰り返しで習得。
感想・レビュー・書評
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クリティカルシンキングの基礎が学べた。
ただ、自分はもっと実践しながらの方が学びやすいかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ごちゃごちゃと考える癖があったので、この本読んでから、自分の中で思考の仕方のブレークスルーが起きたように思う。
思考の罠のところの「我々は目的を意識せずに手段を考えがち」というところがものすごく納得がいった。例えば、フレームワークは、便利であるからつい使われがちであるが、適切なところで使われなければならないから、実は他の方法もあるかもしれない。他には、ディスカッションのテーマについてそれを解決することが目的と考えられがちだが、実はそれは手段にすぎず、その手段となっている目的から考えて、別の手段を模索することが求められるのかもしれない。
クリティカル・シンキングは創造性を阻害することなく物事を考えやすくするので、なぜ学校教育で導入されないのか不思議である。個人的には、ごちゃごちゃと考えるよりもすっきりと考えることができる分、ブレークスルーを起こしやすくするのではないかと思っているが、クリティカル・シンキングも一つの手段にすぎないから、創造性を発揮するには、他にごちゃごちゃと考えるという方法もありなのかもしれない。
15年前の本であるが、今でも十分に通じるのでこれは名著。 -
初版の方が内容が良い。
ビジネスの現場でも使えそう。 -
本質。
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事例が多く、理解しやすかった。
実際の仕事で、ロジック立てて素早く整理していくのは難しいが、
意識して考えていきたい。
・因果関係、目的を明確に
・狭すぎず
・モレなくダブリなく
・具体的に -
ビジネスにおける考え方の教科書。演繹・帰納的思考、因果関係、構造的アプローチなどの手法が演習問題を交えながら解説されている。MBAマネジメント・ブックが解説ばかりであったのに対して、こちらの本は読みながらいろいろと考える練習をすることができるように構成されており、興味深く読み進める事ができた。
考え方の本というと自己啓発書のような本が思い浮かぶけれど、この本はそのような本とは一線を画していると思う。考え方が科学的・論理的であることに注意しながら、かつビジネスのスピードに対応できるように(本質を落とさないように気をつけながら)妥協する必要があることが書かれている。自己啓発書などにはなかなか存在しない発想だと思う。
この本をすべて読んでみたけれど、練習問題やケースについては、ざっと読み進めてしまった感があるので、もう一度じっくりと読んでみたいと思う。また、この本で紹介されていた「考える技術・書く技術」(バーバラ・ミント著)、「問題解決プロフェッショナル」(齋藤嘉則著)も機会を見つけて読んでみたい。 -
ロジカルシンキングを真剣に学ぶときに使用した本のひとつ。
7年ほど前に「これを読むと良い」と薦められたので、素直に5~6回読みました。
今、少しは論理的に読む(聞く)、考える、書く(話す)ことができるようになっているとしたら、この本のおかげだと思います。
(まぁ、似たような内容の本は他にたくさんあると思いますが) -
序章 クリティカル・シンキングを始める前に
第1部 論理を解き明かす
第1章 論理展開の基礎
第2章 因果関係を見極める
第2部 構造を解き明かす
第3章 構造的アプローチ
第4章 ケーススタディ -
思考能力は自己流だけでは駄目!
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教科書なので、繰り返し読む。読んだだけでは、身に付かないので、実生活のシーンで何度も開いてみることがお勧めです。