- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478502471
作品紹介・あらすじ
初版発行から8年、15万人以上に愛読されてきた「マーケティングの定番教科書」を大改訂。先端理論を充実させ、時代変化に適応させるべく最新事例を満載しました。MBAの「マーケティング」コースで学ぶエッセンスを網羅。基礎から応用へ段階的に、必須理論を漏れなく習得できる構成。
感想・レビュー・書評
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「グロービス・マネジメント・インスティテュート」の編著『新版 MBAマーケティング』を読みました。
「須藤実和」の『実況LIVE マーケティング実践講座』に続き、マーケティングの勉強です。
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初版発行から8年、15万人以上に愛読されてきた「マーケティングの定番教科書」を大改訂。
先端理論を充実させ、時代変化に適応させるべく最新事例を満載しました。
MBAの「マーケティング」コースで学ぶエッセンスを網羅。
基礎から応用へ段階的に、必須理論を漏れなく習得できる構成。
大きく、基礎編と応用編の2部構成です。第1部「基礎編」は、マーケティングの意義や役割について確認するとともに、いわゆる「マーケティング・プロセス」に沿って、典型的なマーケティングの流れを「市場機会の発見」、「セグメンテーション、ターゲティング」、「ポジショニング」、「マーケティング・ミックス(4P)」の順で解説しています。
このパートはいまやマーケティング担当者のみならず、一般のビジネスパーソンにとっても、理解しておくべき基本的素養と言えるでしょう。
第2部「応用編」は、マーケティングの生産性をさらに高めるための各論。
今回は、「マーケティングを語る上で欠かせない」、「近年、特に注目を浴びている」、「重要なテーマだが、概要をコンパクトに解説したものがない」などの観点から、5つのテーマを選び、それぞれ1章にまとめています。
全章を通じて、「POINT」「ケース」「解説」というMBAシリーズ共通の構成を用いています。
また、各章の冒頭のケースはもちろん、解説部分においても、新しい事例や有名な事例を用い、読者の方々の理解を促進するように努めています。
いきおい、一般消費者を対象とした消費財の事例が多くなりましたが、11章に新たに「ビジネス・マーケティング」の章を設け、消費財と生産財との共通点や相違点などを解説しています。
日々の業務で生産財を扱っている方は、この章などを参考にしてください。
また、第2部「応用編」で取り上げた各論の根底には、基礎編で紹介してきた考え方が流れています。
したがって、本書を読まれる際には、まず第1部「基礎編」を読んでマーケティングの基本を理解し、その上で第2部「応用編」の中から興味のあるテーマを読まれることをお勧めします。
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素人にも理解しやすい章立てと構成、身近な事例で、事前に想像していたよりも読みやすかったですね、、、
教科書の見本… って感じかな。
■編著者まえがき
■第1部 基礎編
第1章 マーケティングの意義とプロセス
第2章 市場機会の発見
第3章 セグメンテーション、ターゲティング
第4章 ポジショニング
第5章 製品戦略
第6章 価格戦略
第7章 流通戦略
第8章 コミュニケーション戦略
■第2部 応用編
第9章 ブランド戦略
第10章 マーケティング・リサーチ
第11章 競争戦略
第12章 カスタマー・リレーションシップ・マネジメント
第13章 ビジネス・マーケティング(生産財マーケティング)
■あとがき
■参考文献
マーケティングの基礎から応用まで、順序立てて体系的に学べた感じがします。
改訂時に追加されたらしい『第13章 ビジネス・マーケティング』については、実際のビジネスに役立てることのできる内容だったので、特にじっくり読みました。
いつでも読めるように保存版として置いておこうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もはやかなり古い。
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基礎はしっかり学べる。
版が古いと事例も古いので物足りなさも。 -
体系的にマーケティングを学んだことがなかったので読みました。
企業活動は常に、市場や競合の影響を受け続けるので、3Cの観点で戦略・戦術設計をし続けることが大事。
特に競争戦略の章は参考になりました。
後続企業であっても、立場によってチャレンジャー/フォロワー/ニッチャーに分かれて取るべき戦略の定石が異なる。 -
マーケティングのプロセスを確認しようと思い、数年ぶりの再読。
意外とピンとこなくて時間がかかってしまった。
自分の知識の再確認程度かな。
版が古いので、事例もアナログな感じがしてしまう。
もちろん仕方ない話。
戦略的な部分は参考になった、というか刺激になった。
どこを攻めるのか、もっと考えたいな、と思う。
そもそも顧客が誰なのかすらわかっていなければ、どこを攻める、もないので、スタートはそこ。
こういう勉強は積み重ねることが結構大事な気がしている。
それと日々の実践を繰り返していくことによりスキルが高まるかな。 -
最も大切なのは、消費者がこの会社のHPを除けば面白い情報がある、と思えるような情報を提供し続けていくことである。
コンピューターはアフターサービスや保証が大きな意味をもってくる。 -
各種事例が紹介され特に、花王やアサヒビールのケースが今読んでも色々と参考になる点があります。
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ひさびさ再読。おそらく2回目。
他のMBAシリーズ同様、もれなくダブりなくコンパクトにという感じでまとまっており、最初に読む本、復習する本としてはよいですね。
一方、面白み、深みのようなものは、やや物足りないかも。 -
市場機会の把握から、マーケティング・ミックスまで、マーケティング・プロセスを体系的に学習できる良著。 読み進めていくうちに「これB2Bの場合はどうすんねん。。」 という疑問に対しては、後半の生産財(ビジネス)マーケティングが、「基礎的なプロセスは変わらない、製品特性と顧客特性が変化するだけじゃ!」との視点を与えてくれた。 マーケティング(マーケティング・ミックス)とポータの競争戦略論が言っているポジションニングの理論は実はものすごく近接したことを言っていることも確認できた。 良本。
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初めてMBAの本を読んだ。基本をきっちり書いてある。何度も読むべきなんだろう、一回読んだだけでは腹落ちせず。戦略の練り方、フレームワーク、など色々書いてある。読んでくとアイディア浮かんだりするので、考えながら読めて楽しい。