成功して不幸になる人びと ビジネスの成功が、なぜ人生の失敗をよぶのか
- ダイヤモンド社 (2003年12月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478732687
作品紹介・あらすじ
金持ち父さんが幸せとはかぎらない!「仕事」と「私生活」のバランスをとりもどすには、どうしたらよいか。
感想・レビュー・書評
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・成功(富と権力、高い知名度)は人間の暗い側面(シャドウ)を育てる。・本当の意味で一生学び続ける人は、慢心には陥らない。・独りになる能力を伸ばす必要がある。自分の内なる世界に触れる方法を学ぶためには、孤独によって促進される。・自分の抱負に利他的な行動を盛り込みことは、人間として成熟しつつある兆候であり、学ぼうという意識が高まっている表れでもある。
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成功の定義の見直し
世俗的な成功と「無形財産」の両方のバランスを追求する気運が高まっている。
マズローの「高位の欲求(真実、美、効率、優秀さ、公正、完璧、秩序、合法」は、仕事の成功で満たされることが多い。
成功者が陥りやすシャドウについて、学ぶこと、充電することでまた、新たな自分の挑戦が生まれ長距離勝者への道へと繋げる。 -
ビジネス、起業を始めたばかりの人、これからの人、必読。
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シャドウと充電。
成功にはシャドウがついてくる。
シャドウと上手に付き合える人が、しあわせななれる。成功者に
神田昌典さんがご自身の体験を振り返って、この本を監修している。
成功を目指して歩いている人は、一度はこの本を読んでおくといいですね。
p.227「充電は新しい可能性の種を蒔いて発芽させる過程である」
と言う言葉は意味深いです。 -
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心が躍るように面白い、といった類の本ではないが、心にどーんとしかもじわじわくる感じがする。
何度も読み返して身につけたい本。 -
「成功」がお金を稼いで社会的地位の高さを獲得することだとするならば、ここで紹介されている人たちは成功している。
しかし、多くの犠牲を払い、人間性を歪め、友人関係や家庭を崩壊させて得た成功者のなんと多いことか。
本書は成功の裏に秘められるダークサイドを指摘している。
そうならないためには、成功に安心してあぐらをかくことなく周囲の評価に溺れることなく、新しいことを学ぼうとするたゆまぬ意志を持つこと、自分の成長曲線のピークで他の新しいステージや仕事に進む勇気と実行力を持つことだと提唱している。
賛成。 -
無意識の強迫観念に駆られてダークサイドに落ちるなってこと。
充電してリフレッシュ。
孤独も楽しめるか。 -
もし今、あなたが孤独であるなら、
それは慢心しているからである。
慢心に負けるな。
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目標を達成すること(成功)だけに囚われつと、その過程でシャドウが肥大化し、逆に不幸を招いてしまう。
そうならないための充電、学習曲線を意識した自己再生のことが書かれている。