- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479012061
作品紹介・あらすじ
人はひとりで生まれてひとりで死ぬ-命ある限り自分らしくありたい。最新エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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軽い人生だん、期待はずれ
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「晩年の発見~私に残された時間~」
人はひとりで生まれてひとりで死ぬ―命ある限り自分らしくありたい。作者下重氏の生き方について綴られている作品。
私はゆっくりと余生を生きることを目標としていました。そんな私にとって作者の生き方やその考えは魅力的です。しかし私はまず余生よりは生きている今からをしっかり楽しむ姿勢を持たないといけないとも強く思いました。
下重氏は50歳、60歳・・・それぞれを5年スパンを考えて生きています。その中でいかに自分で時間を楽しむか、その姿勢が本当にクールに思えました。今の私は確実に彼女の姿勢を持ってはいません、改善しなければと思いました。
また、個人的にこの本で痛感したことはやはり女性とは強いものなのかということでしょうかw。明治を生きた先輩となる女性に強さを感じるという下重氏ですが、私からしたら下重氏にも女性としての強さを感じますと言ってみたいですw。とにかくバイタリティが豊かで人生というものをしっかり考え楽しもうとしている下重氏の姿勢がびしびし伝わってきます。
特に感じたことは「夫婦観」です。この夫婦観については私の母も同じ意見ですw、なので妙に共感を感じましたし、やはり女性の共通観念というものは存在するんだなぁとも感じました。
この本は若い人間が読むと良いと思います。特に男だろうか。
夫婦での生き方は男が考えるべき所が多いと感じました。少なくとも私は下重夫婦の関係は理想的に感じました。
年を重ねるにつれてどんどん人生を楽しんで生きる姿が浮かんでくるようなこの作品はシンプル、でも何か深い。 -
好きな仕事に勤しみ、趣味を楽しみ、好きな物に囲まれながら、心ゆくまで本を読む…。
こんな晩年に一歩でも近づけるよう、頑張ろうと思いました。